問題
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正解は風邪です。
外邪とは、体の外からもたらされる病気の原因のことをいいます。
×
寒邪は、外邪の1つで、冷たい環境の影響で体が冷えている状態です。
気血の流れが悪くなり、痛みを生じるようになります。
×
熱邪は、外邪のひとつで、陽が盛んになると生じます。
体に入り込み、瘡瘍を形成すると、局所に腫れや痛みを生じることがあります。
○
風邪は、外邪の一つで、よく動き、つまり遊走性を持ち、
体の上部を中心に症状をあらわします。
×
湿邪は、外邪の一つで、下に向かう性質を持ち、
体の下部に、重さからくる症状が現れやすくなります。
正解は、3.風邪 です。
風邪は、遊走性のほか、軽揚性、開泄性という特徴があります。
その他の選択肢にある外邪の特徴については、次の通りです。
1.寒邪 → 寒冷性・凝滞性・収引性
2.熱邪(※二種類あります。)
①暑邪(夏季に出現する熱邪) → 炎熱性・昇散性・湿邪を伴う
②火邪(夏季以外、または熱邪の強いもの)
→ 炎上性・気と津液を損傷する・生風・動血
4.湿邪 → 重濁性・粘滞性・下注性・脾を損傷しやすい