あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午後 問58
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問58 (訂正依頼・報告はこちら)
膀胱湿熱による尿意切迫に対する治療で用いるべき背部兪穴の高さはどれか。
- 第10胸椎棘突起下縁
- 第12胸椎棘突起下縁
- 第4腰椎棘突起下縁
- 第2後仙骨孔
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この過去問の解説 (3件)
01
膀胱湿熱とは、湿熱が膀胱に停滞した病証です。膀胱の機能が失調し、頻尿・尿意切迫、小便短赤、尿混濁、排尿痛、血尿などが起こります。
胆兪の高さになります。
胃兪の高さになります。
大腸兪の高さになります。
膀胱兪の高さになりますので、これが正解であると考えられます。
背部兪穴の高さは以下の通りです。
肺兪 T3棘突起下縁
厥陰兪 T4棘突起下縁
心兪 T5棘突起下縁
肝兪 T9棘突起下縁
胆兪 T10棘突起下縁
脾兪 T11棘突起下縁
胃兪 T12棘突起下縁
三焦兪 L1棘突起下縁
腎兪 L2棘突起下縁
大腸兪 L4棘突起下縁
小腸兪 第1後仙骨孔
膀胱兪 第2後仙骨孔
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02
正解は第2後仙骨孔です。
×
第10胸椎棘突起下縁の高さに位置する背部兪穴は、胆兪です。
×
第12胸椎棘突起下縁の高さに位置する背部兪穴は、胃兪です。
×
第4腰椎棘突起下縁の高さに位置する背部兪穴は、大腸兪です。
○
第2後仙骨孔の高さに位置する背部兪穴は、膀胱兪です。
膀胱疾患に用いられるので、
膀胱湿熱による尿意切迫に対して用いるのは適切であると考えられます。
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03
問題文の治療に用いるべき背部兪穴は「膀胱兪」です。
よって、4番が正解です。
他の選択肢が示す、背部兪穴は次の通りです。
1 .第10胸椎棘突起下縁 → 胆兪
2 .第12胸椎棘突起下縁 → 胃兪
3 .第4腰椎棘突起下縁 → 大腸兪
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