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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午後 問59

問題

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次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「68歳の男性。主訴は右小指のしびれ。最近では骨間筋の萎縮も生じている。医療機関を受診したところ、変形性肘関節症と診断された。」

神経の絞扼部位を特定する徒手検査法として最も適切なのはどれか。
   1 .
フロマン徴候
   2 .
ティネル徴候
   3 .
ファレンテスト
   4 .
トムゼンテスト
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問59 )
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この過去問の解説 (3件)

1

正解はティネル徴候です。

選択肢1. フロマン徴候

×

フロマン徴候は、尺骨神経麻痺の際にみられます。

選択肢2. ティネル徴候

ティネル徴候は、神経が傷害された部位を軽く叩くと、

それよりも末梢側に痛みや痺れが生じるため、

神経の絞扼部位を特定するために適切であると考えられます。

選択肢3. ファレンテスト

×

ファレンテストは、手根管症候群の場合陽性になります。

選択肢4. トムゼンテスト

×

トムゼンテストは、上腕骨外側上果炎の場合陽性になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

問題文の症例で、最も適切な徒手検査法は、

2.ティネル徴候です。

各選択肢の徒手検査法については、次の通りです。

1.フロマン徴候 → 尺骨神経麻痺の可能性の有無を調べる検査。

3.ファレンテスト → 手根管症候群の可能性の有無を調べる検査。

4.トムゼンテスト → テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の有無を調べる検査。

0

尺骨神経が障害されると、小指のしびれや骨間筋の萎縮による握力の低下がみられます。本症例は、骨の変形により尺骨神経の圧迫が起こっていると考えられます。

選択肢1. フロマン徴候

フロマン徴候は、母指と示指間にはさんだ紙を引っ張ろうとした時に母指が過屈曲すると陽性です。尺骨神経麻痺の有無が確認できます。

選択肢2. ティネル徴候

ティネル徴候は、神経障害部を軽く叩きその支配領域に限局した放散痛、しびれを認めると陽性となります。圧迫が起こっている箇所を確認出来るので、これが正解であると考えられます。  

選択肢3. ファレンテスト

ファレンテストは、手根管症候群を調べる検査法で、両手関節を掌屈位に保持し合わせることにより症状が再現あるいは増強すれば陽性となります。 

選択肢4. トムゼンテスト

トムゼンテストは上腕骨外側上顆炎の代表的な検査法です。

まとめ

絞扼性神経障害の代表的なものには、手根管症候群、肘部管症候群、ギヨン管症候群、足部管症候群、胸郭出口症候群などがあります。

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