あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午後 問72

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

可動域制限に対する関節モビリゼーションの目的はどれか。
  • 関節周囲筋の筋力改善
  • 関節包の伸張性改善
  • 関節包内運動の改善
  • 靱帯の柔軟性改善

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

モビリゼーションとは、患部である関節を他動運動によって可動域を広げたり、痛みを取り除いたりすることを目的とする技法です。

選択肢1. 関節周囲筋の筋力改善

×

筋力の改善は関節モビリゼーションの目的ではありません。

選択肢2. 関節包の伸張性改善

×

関節包内運動を促し、運動機能を高めることが目的なので関節包の伸張性改善は違います。

選択肢3. 関節包内運動の改善

⚪︎

関節包内運動を促し、運動機能を高めることを目的としています。

選択肢4. 靱帯の柔軟性改善

×

靭帯の柔軟性改善は関節モビリゼーションの目的ではありません。

参考になった数0

02

「モビリゼーション」とは「可動化、動くようにする」という意味です。

関節モビライゼーションは関節内の動きを出すために可動範囲での反復的な他動運動です。

選択肢3. 関節包内運動の改善

関節包内でのすべり・ころがりの動きを他動的に出していきます。

参考になった数0

03

正解は関節包内運動の改善です。

選択肢1. 関節周囲筋の筋力改善

×

関節痛の予防にあたり、

関節周囲筋の筋力を改善するアプローチを実施することがありますが、

関節モビリゼーションの目的ではありません。

選択肢2. 関節包の伸張性改善

×

関節包の伸張性改善は、関節モビリゼーションの目的ではありませんが、

関節の可動域制限がある際には改善を図るアプローチを実施することがあります。

選択肢3. 関節包内運動の改善

関節モビリゼーションは、関節包内運動の改善を目的として実施されます。

選択肢4. 靱帯の柔軟性改善

×

靭帯の柔軟性改善は関節モビリゼーションの目的ではありませんが、

改善を図ることにより関節可動域の改善につながります。

参考になった数0