あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問9
この過去問の解説 (3件)
適応障害とは、学校や職場などの環境の変化に、
うまく適応できないストレスが原因で、
不安感や抑うつ感、めまい、多汗、動悸などの症状が出現し、
攻撃的になったり、暴飲暴食、無謀な運転などがみられ、無断欠勤や不登校になることがあります。
うつ病との鑑別が重要で、
適応障害では、うつ病ほど投薬による効果が得られません。
また、適応障害の場合には、うつ状態であっても、趣味などを楽しむ事ができたりはします。
適応障害とは、自分が置かれている環境に適応できず、
ストレスにより心身に影響が出て、生活に支障が出ている状態のことです。
×
日時、場所、人の認識がわからなくなる状態です。
認知症の方にみられます。
×
夜間に大声を出したり暴れたりする症状のことを言います。
高齢の方や、脳疾患のある方などに現れやすいです。
⚪︎
日常生活に支障をきたすほど強く、長く持続する場合や頻繁に生じる場合、
ふさわしくない状況で不安が生じる場合を不安症状と言います。
これは適応障害の症状に該当します。
×
失語症とは脳の損傷により、
聞く、話す、読む、書くなど言語機能の全ての面において様々な障害が生じます。
適応障害で脳の損傷は起こらないので当てはまりません。
適応障害とは、
日常生活の中で生じた出来事などにうまく対処できず、
心身のバランスが崩れ、
社会生活に支障を生じている状態です。
見当識障害は、
時間や季節、場所などがわからなくなり、
自分が置かれている状況を認識する能力が
障害されている状態です。
認知症などの際に生じます。
夜間せん妄は、集中力の低下や
幻覚、錯覚、妄想などの症状が
夜間に生じるものです。
高齢者では、入院や手術などをきっかけに
生じることがあります。
誰にでも生じる不安が過度になり、
苦痛が強く日常生活にも支障をきたす不安症状は、
適応障害の症状のひとつとされていますので、
これが正解であると考えられます。
失語症は、脳の損傷により、
一度獲得された言語機能が障害されることです。
脳梗塞などの脳血管障害や、
脳腫瘍などの際にみられることがあります。
適応障害では、
不安症状やうつ症状、不眠、
頭痛や肩こりなどがみられます。
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