あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問23
この過去問の解説 (3件)
成人の体液量は、男は体重の約60%、女は体重の55%、新生児は80%、老人は50%となっています。
体液とは、細胞内液と、細胞外液(血漿、リンパ液なども含む)に分けられますが、基本的に細胞内液の方が多いです。
細胞内液は、カリウムイオンとリン酸イオンが主体となり、
細胞外液は、ナトリウムイオン、塩素イオン、重炭酸イオンとなります。
さらに、細胞内液と細胞外液の量が変化することは、人体にとって非常に問題となります。
そのため、細胞外液と細胞内液の浸透圧は、浸透圧受容器によって、バソプレッシン分泌がコントロールされることにより、等しく調節されています。
尚、体液のPHは、7.4に保たれていて、
これより高くなるとアルカローシス、
低くなると、アシドーシスとなります。
体液とは、身体を構成している水分のことであり、体重の約60%を占めています。60%の内訳は、細胞内液が約40%、細胞外液が約20%です。さらに細胞外液は、間質液(約15%)と血漿(約5%)に分けられます。
体液のpHは、7.35~7.45と非常に狭い範囲で一定に保たれています。
体液の量は、個人差はありますが、体重の約60%を占めています。
体液に溶けている主なイオンは、ナトリウムイオン、カリウムイオン、塩素イオン、タンパク質などがあります。
ナトリウムイオンは、血漿や間質液などの細胞外液中に多く含まれます。カリウムイオンは細胞内液中に多く含まれていますので、これが正解であると考えられます。
体液の浸透圧は約290mOsm/ℓに保たれており、体液に溶けている物質分子の総和は一定に保たれています。なので、細胞内液と細胞外液の浸透圧は常に同じです。
正常な体液のpHは約7.4であり、体液量は体重の約60%です。細胞内液は細胞外液よりもカリウムイオンが多く、浸透圧も約290mOsm/ℓで一定に保たれています。
体液は、生体内にある液体成分の総称です。
体液のpHは、7.40±0.05に保たれています。
体液量は、体重の約60%です。
細胞内液は、
細胞外液よりもカリウムイオンが多いので、
これが正解であると考えられます。
ヒトの体液は、
細胞内液も細胞外液も、
浸透圧が等しくなるよう調整されています。
体液は、細胞内液と細胞外液に大別されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。