あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問26
この過去問の解説 (3件)
胆汁とは、脂肪を消化するために必要な黄色い液体のことであり、肝臓によって生成されます。胆汁の成分は胆汁酸、胆汁色素(ビリルビン)、コレステロール、リン脂質です。
胆汁は肝臓で生成され、総肝管、胆嚢管をとおって胆嚢で貯蔵されます。
胆汁には、色素成分であるビリルビンが含まれるため、液体の色は黄色です。なので、これが正解であると考えられます。
胆汁には消化酵素は含まれていません。ただし、脂肪の消化・吸収を促進する重要な役割があります。
具体的には、胆汁酸は脂肪を乳化してミセルを形成し、脂肪を小腸から吸収されやすい形にします。
胆汁は、脂肪の消化・吸収を促進するため、脂肪分の多い食事により分泌量は増えます。
胆汁の分泌促進等に関与する消化管ホルモンにはセクレチンとコレシストキニンがあります。
胆汁の分泌を促進させるのはセクレチンであり、コレシストキニンは胆嚢を収縮させる働きがあります。
胆汁の重要なポイントは、胆嚢ではなく肝臓で生成される点、脂肪の消化・吸収に関与する点、消化酵素を含まない点です。あわせて、胆汁が肝臓から小腸に向かうまでの経路も重要です。
胆汁の主成分は、胆汁酸と胆汁色素です。
胆汁は、肝臓で生成され、一度胆囊に集められます。
胆汁には、胆汁の色素であるビリルビンが
含まれていますので、
これが正解であると考えられます。
胆汁は、脂肪の消化を促進しますが、
消化酵素は含んでいません。
胆汁は、脂肪の消化を促進しますので、
脂肪分の多い食事により分泌が増えます。
胆汁は、ヘモグロビンの代謝にも関連しています。
胆汁とは、黄褐色の大部分がビリルビン(間接型ビリルビン)で、97%水です。
アルカリ性(ph約8.3)で、1日の分泌量は、0.5~0.8ℓとなり、
消化酵素は含まず、脂質の消化吸収を促進する働きがあります。
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