あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問25
この過去問の解説 (3件)
成人の呼吸における、
一回換気量は、約450㎖(ペットボトル一本分位)で、
一分間の呼吸数は12~20回、
残気量とは、最大限に息を吐いた時に肺に残った空気と、気道に残った空気を合わせたもので、約1200㎖になります。
そして、胸腔内圧は、常に陰圧に保たれています。
呼吸は吸息と呼息からなり、呼吸運動によって肺内のガス交換が行われます。
1回換気量とは、安静時に1回の吸息または呼息で出入りする空気の量のことです。健康成人で約500㎖とされます。
残気量とは、安静時呼息から最大限に息を吐きだした後、肺に残っている空気の量のことです。肺内に残っている空気量は約1~1.5ℓとされますので、ゼロにはなりません。
安静時の健康成人の呼吸数は、毎分約12~20回です。書籍によってはこの範囲が変わりますが、呼吸数が毎分20回を超える場合は病的と考えられます。
胸腔内圧は外気圧に対して、常に陰圧(大気圧以下)で保たれています。そのため、これが正解であると考えられます。
胸腔内圧は、陰圧に保たれているため、肺は常に引き延ばされた状態となります。そのため、吸息時には胸腔の容積が増大して、胸腔内圧はさらに陰圧となり、肺はさらに拡張して外気が肺内に入っていきます。
呼吸運動、肺気量、呼吸数、肺胞換気量、ガス交換などに関する内容を振り返りましょう。
呼吸は、空気と血液間、
血液と細胞間で行われるガスの交換です。
1回換気量は、1回の呼吸の間に、
換気される量のことで、
健康成人ではおよそ500mLです。
努力呼気は、最大吸気ののち、最大量息を吐くことです。
最大量を吐き出したとしても、肺や気道に空気が残ってしまうため、
残気量はゼロにはなりません。
健康成人の、安静時の呼吸数は、
毎分12〜20回です。
胸腔内圧は外気圧に比べて陰圧になっており、
肺を広げていますので、これが正解であると考えられます。
空気と血液のガス交換は、外呼吸ともいわれます。
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