あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問60
この過去問の解説 (3件)
糖尿病は、慢性的な高血糖をきたす疾患です。初期症状には、口喝、多飲、頻尿などがあり、進行すると様々な合併症があらわれます。
糖尿病の合併症に、糖尿病網膜症や白内障による視力低下があります。
血糖値が高いため細胞が脱水状態になり、水を飲んで薄めようという働きがでます。なので、これが正解であると考えられます。
糖尿病の合併症である糖尿病性腎症になると、腎臓が上手く働かず、蛋白尿が出るようになり老廃物や水分がたまります。
糖尿病の合併症である糖尿病性足潰瘍になると、足の組織が壊死し、下肢の切断にいたることもあります。
糖尿病にはⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病とがあり、前者は若年者が多く非肥満者に発症するのに対し、後者は中年以降の肥満者に多いとされています。
糖尿病は、インスリンの作用不足により、
高血糖が続く疾患です。
病状の経過に伴い、網膜症を合併した場合、
視力低下がみられます。
高血糖を改善するために、
水分を必要として口渇を生じます。
初期症状のひとつですので、
これが正解であると考えられます。
病状の経過に伴い、腎症を合併した場合には、
浮腫がみられます。
病状の経過に伴い、
動脈硬化を起こしやすくなることから、
足趾潰瘍を生じる場合があります。
糖尿病の初期症状としては、
倦怠感、排尿回数の増加、体重減少などもあります。
糖尿病の初期症状には、
口喝、多飲多尿、易疲労、体重減少などがあります。
また糖尿病が進んだ時に、起こってくる合併症として、
網膜症と、腎症、神経障害の3つは覚えておきましょう。
初期症状ではなく、糖尿病が進行した際に生じる合併症のうち、糖尿病性網膜症の症状となります。
正解です。
進行した後に生じる、糖尿病性の腎症により、浮腫は起こします。
初期症状ではありません。
糖尿病が進行すると、動脈硬化も加速し、末梢の血流低下により、足趾の壊死や潰瘍が起こります。初期症状ではありません。
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