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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問68

問題

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言語障害と責任病巣の組合せで正しいのはどれか。
   1 .
運動性失語 ――― ウェルニッケ中枢
   2 .
感覚性失語 ――― ブローカ中枢
   3 .
健忘失語 ―――― 橋
   4 .
構音障害 ―――― 小脳
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午前 問68 )
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この過去問の解説 (3件)

0

言語障害は、失語症と構音障害に分けられます。

選択肢1. 運動性失語 ――― ウェルニッケ中枢

運動性失語とは、言語表出面での障害であり、自分の考えていることを言語でうまく表現できない障害です。前頭葉にあるブローカ野が責任病巣となります。

選択肢2. 感覚性失語 ――― ブローカ中枢

感覚性失語とは、言語理解面での障害であり、発語は流暢だが内容に意味をなさないことが多く、言語の理解が困難となる障害です。側頭葉のあるウェルニッケ野が責任病巣となります。

選択肢3. 健忘失語 ―――― 橋

健忘失語とは、語想起が悪く、ものの名前がなかなか出てこなくなる失語です。失語症としては軽度で予後も良好であることが多いです。大脳皮質の障害で生じる可能性があります。

選択肢4. 構音障害 ―――― 小脳

構音障害とは、発話に関わる器官の形態異常や神経・筋の異常により、意識した音が出せなくなった状態のことです。小脳は協調運動を司っているため、これが正解であると考えられます。

まとめ

失語症は、言語による表現や言語理解の障害です。構音障害は舌や口唇などの構音器官の麻痺によって生じます。

付箋メモを残すことが出来ます。
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言語障害があると、

言葉を話す機能のいずれかに支障を生じ、

コミュニケーションが困難な状態となっています。

選択肢1. 運動性失語 ――― ウェルニッケ中枢

運動性失語では、

耳にした言語の意味は理解できますが、

返事をするなど、

自ら言葉を発することができなくなります。

運動性言語野である、

ブローカ中枢の障害で生じます。

ウェルニッケ中枢は、

感覚性言語野です。

選択肢2. 感覚性失語 ――― ブローカ中枢

感覚性失語では、

言葉の理解が困難になります。

感覚性言語野である、

ウェルニッケ中枢の障害で生じます。

ブローカ中枢は、

運動性言語野です。

選択肢3. 健忘失語 ―――― 橋

健忘失語は、ものの名前がすぐに言葉として

出てこなくなる失語です。

橋は、脳幹の一部であり、

大脳と中脳、延髄と連絡しており、

呼吸調節に関連しているといわれています。

選択肢4. 構音障害 ―――― 小脳

構音障害は、

音を作る器官やその機能の障害によって

発音ができない状態です。

小脳は筋肉の協調運動をつかさどっており、

構音障害の原因になることがありますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

言語障害は、

失語症と構音障害に分けて考えることができます。

0

運動性失語(運動性はブローカと覚えましょう)

とは、言葉は理解できるが、言葉に出すことが出来ない症状をいいます。

この逆で、言葉に出すことはできるのに、言葉の意味が理解できない症状を、

感覚性失語(感覚性はウェルニッケと覚えましょう)といいます。

健忘失語とは、物の名前が出てこない症状です。

これは、比較的軽度の失語症といえます。

構音障害とは、うまく喋れない症状で、喋る為の筋肉をうまく動かせない為に、呂律がまわらなかったり、声がかすれたりといった症状がでます。

小脳の障害にはこの、うまく喋れないという構音障害が含まれます。

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