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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午前 問79

問題

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「60歳の男性。最近過食するようになり、倦怠感、多飲、多尿を認める。空腹時血糖134mg/dL、HbA1c6.7%。」
最初に行うべき対応で最も適切なのはどれか。
   1 .
インスリン注射
   2 .
経口糖尿病薬の投与
   3 .
生活習慣の改善指導
   4 .
経過観察
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午前 問79 )
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この過去問の解説 (3件)

1

60歳の男性は、

空腹時血糖が134mg/dL、HbA1cが6.7%であり、

倦怠感、多飲、多尿といった症状を伴うことから、

糖尿病の可能性があります。

空腹時血糖はおよそ60〜110mg/dL、

HbA1cは4.6〜6.2%が

それぞれ正常値とされています。

選択肢1. インスリン注射

糖尿病の治療のひとつとして、

インスリン注射の実施があります。

おもに経口糖尿病薬の投与で効果がない場合、

インスリン注射導入が検討されます。

選択肢2. 経口糖尿病薬の投与

経口糖尿病薬の投与は、

生活習慣の改善指導を実施しても

効果が見られない場合に検討されます。

選択肢3. 生活習慣の改善指導

糖尿病が疑われる状態にある場合、

まず生活習慣の改善指導を行いますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 経過観察

経過観察を行うのは、適切な治療が行われ、

状態が安定している場合です。

まとめ

糖尿病は、インスリンを分泌する細胞が

破壊されるために生じる1型と、

遺伝的要素に加え、

過食や運動不足などの生活習慣が加わって生じる

2型に大別されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

倦怠感、多飲、多尿は高血糖により生じる症状です。また、空腹時血糖126mg/dl以上、HbA1c6.5%以上は糖尿病の診断基準に該当します。このことから、本症例はⅡ型糖尿病が疑われます。

選択肢1. インスリン注射

1型糖尿病患者には必須の治療ですが、Ⅱ型糖尿病では経口薬が無効な時や重症な合併症を伴っているときに行われます。

選択肢2. 経口糖尿病薬の投与

糖尿病の治療法として、スルホニル尿素薬、ヒグアナイド薬、α-グルコシダーゼ阻害薬などの経口抗糖尿病薬の使用があります。食事療法や運動療法で十分な血統コントロールが出来ない場合に行います。

選択肢3. 生活習慣の改善指導

カロリー過多な食事といった生活習慣の乱れがⅡ型糖尿病の原因の1つとなります。まずは摂取エネルギーの制限や、運動による高血糖や脂質異常の是正をします。なので、これが正解であると考えられます。

選択肢4. 経過観察

境界型糖尿病では、生活習慣を改善しながら経過を観察します。
 

まとめ

病態に合わせた適切な治療を選択し、血糖のコントロールを図り合併症を予防していきます。

0

これは、糖尿病初期の症状の問題です。

先ず、空腹時血糖ですが、

正常値は、80~99

糖尿病予備軍とされているのが、100~125

糖尿病となるのは、126以上となっています。

続いて、HbA1c(ヘモグロビンA1c)ですが、

正常値が5.9以下

糖尿病予備軍とされるのは、6.0~6.4

糖尿病となるのは、6.5以上となります。

また、糖尿病の初期症状として、

手足のしびれや、ED、掻痒感、

そして、頻尿や多汗、口喝、また、倦怠感などがあり、

初期の糖尿病の治療としては、

血糖値のコントロールが重要となってくるため、

食事や運動などの、生活習慣の改善指導ということからはじめていきます。

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