あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問2
この過去問の解説 (3件)
相生関係とは、木、火、土、金、水の関係が、
木は燃えて、火になり、
火が出た後は灰となり、土に戻る、
この土から鉱物や金属が出土して、
金属の表面には水滴がつき、
そして、水は木を養う
というような関係をいいます。
腥(セイ)とは、
五臭の臊、焦、香、腥、腐
の中の「金」にあたり、
これに対して、
神(シン)とは、
五神の魂、神、意智、魄気、精志
の中の「火」にあたります。
よって、この二つの関係は、一つ飛ばしなので、相剋関係になります。
涎(エン)とは、
五液の涙、汗、涎、涕、唾
の中の「土」にあたり、
これに対して、
羽とは、
五音の角、微、宮、商、羽
の中の「水」にあたります。
よって、この二つの関係も一つ飛ばしなので、相剋関係となります。
苦とは、
五味の酸、苦、甘、辛、鹹
の中の「火」にあたり、
これに対して
湿とは、
五気の風、熱、湿、燥、寒
の中の「土」にあたります。
よって、この二つの関係は隣同士なので、相生関係となります。
爪とは、
五華の爪、面、唇、毛、髪
の中の「木」にあたり、
これに対して
鼻とは、
五官の目、舌、口、鼻、耳
の中の「金」にあたります。
よって、この二つの関係は、2つ飛ばしですが、鼻から見れば、一つ飛ばして、爪がくるので、相剋関係となります。
相剋関係です。
相剋関係です。
相生関係です。
相剋関係です。
相生とは、五行の1つが特定の相手を助けるという関係のことをいいます。木が火を生み、火が土を生み、土が金を生み、金が水を生み、水が木を生みます。
腥は五臭の1つで、五行では金に属します。神は五神の1つで、五行では火に属します。
涎は五液の1つで、五行では土に属します。羽は五音の1つで、五行では水に属します。
苦は五味の1つで、五行では火に属します。湿は五気の1つで、五行では土に属します。
火と土は相生関係なので、これが正解であると考えられます
爪は五華の1つで、五行では木に属します。鼻は五官の1つで五行では金に属します。
選択肢に関わる五行はの配当は以下の通りです。
五臭:羶、焦、香、腥、腐
五神:魂、神、意、魄、志
五液:涙・汗、涎、涕、唾
五音:角、微、宮、商、羽
五味:酸、苦、甘、辛、鹹
五気:風、熱、湿、燥、寒
五華:爪、面・色、唇、毛、髪
五官:目、舌、口、鼻、耳
五行論において、相生関係とは、
相手を育み、生かすように作用する関係です。
また、相剋関係とは、
相手を抑制するように作用する関係です。
「腥」は五臭(五香)のひとつで、金、
「神」は五精のひとつで、火にあたります。
金と火は相剋関係にあります。
「涎」は五液のひとつで、土、
「羽」は五音のひとつで、水にあたります。
土と水は、相剋関係にあります。
「苦」は五味のひとつで、火、
「湿」は五気のひとつで、土にあたります。
火と土は相生関係にありますので、
これが正解であると考えられます。
「爪」は、五華のひとつで、木、
「鼻」は、五完(五根)のひとつで、
金にあたります。
木と金は相剋関係にあります。
五行論では、自然界のあらゆるものを
木・火・土・金・水の5つの要素で
分類します。
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