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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問15

問題

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肝を絡う経脈の流注について正しいのはどれか。
   1 .
鼻の外側を下る。
   2 .
側腹部をめぐる。
   3 .
頭頂部で督脈と交わる。
   4 .
大腿部後面を下り膝窩に入る。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問15 )
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この過去問の解説 (3件)

1

古典には、「頸におりて缺盆に合し、胸中に下り横隔膜を貫き、肝を絡い胆に属す」とあり、このことから、 肝を絡う経脈は、足の少陽胆経を指します。

選択肢1. 鼻の外側を下る。

鼻の外側を下る経脈は、足の陽明胃経です。また、足の陽明胃経は脾を絡います。

選択肢2. 側腹部をめぐる。

側腹部をめぐる経脈は、足の少陽胆経です。なので、これが正解であると考えられます

選択肢3. 頭頂部で督脈と交わる。

頭頂部で督脈と交わる経脈は、三陽経、肝経です。

選択肢4. 大腿部後面を下り膝窩に入る。

大腿部後面を下り膝窩に入る経脈は、足の太陽膀胱経です。また、足の太陽膀胱経は腎を絡います。

まとめ

「絡」とはつながるという意味であり、経脈と経脈を連絡したり、網状に全身をまとうことを指します。陰経の経脈は表裏関係にある六腑に絡しており、陽経の経脈は表裏関係にある五臓や心包に絡しています。なので、肝を絡う経脈とは胆経のことをさします。

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0

肝を絡う経脈は、

「缺盆穴から胸中に下り、

横隔膜を貫いて肝を絡い胆に属する」ことから、

足の少陽胆経です。

選択肢1. 鼻の外側を下る。

鼻の外側を下る経脈は、足の陽明胃経です。

選択肢2. 側腹部をめぐる。

側腹部をめぐる経脈は、

足の少陽胆経ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 頭頂部で督脈と交わる。

頭頂部で督脈と交わる経脈は、

三陽経、肝経です。

選択肢4. 大腿部後面を下り膝窩に入る。

大腿部後面を下り膝窩に入る経脈は、

足の太陽膀胱経です。

まとめ

経脈の流注について振り返っておきましょう。

0

流注の問題ですが、

肝を絡う経脈ということで、安易に肝経の流注といかないように注意しましょう。

肝を絡う経脈は、胆経です。

胆経と言えば、側腹部のイメージは、すぐに湧くと思います。

胆経の流注は、

外眼角から起こり、耳の後ろに下り、頚部を循り、肩に上る。その後、側腹部を下り、股関節を通り、下肢外側を下り、足の第4支の末端に終わる。

そして、厥陰肝経に連なります。

となります。

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