あん摩マッサージ指圧師の過去問
第31回(2023年)
午後 問27

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

内眼角から起こる経脈の郄穴の部位はどれか。
  • 第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部
  • 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸
  • 脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸
  • 内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部

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この過去問の解説 (3件)

01

内眼角から起こる経脈は足の太陽膀胱経です。

郄穴とは、急性症状の反応点、診断点、治療点になる経穴で

骨や筋肉の隙間にあります。

足の太陽膀胱経の郄穴は金門なので、

その部位を探します。

選択肢1. 第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部

⚪︎

これは金門の部位なので正解です。

選択肢2. 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸

×

これは梁丘の部位です。

足の陽明胃経の郄穴です。

選択肢3. 脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸

×

これは地機の部位です。

足の太陰脾経の郄穴です。

選択肢4. 内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部

×

これは水泉の部位です。

足の少陰腎経の郄穴です。

まとめ

解けたらラッキーと思いましょう。

郄穴の名前と部位は必ず覚える必要がありますが、

流注は余裕があれば覚える程度でいいと思います。

参考になった数1

02

内眼角から起こる経脈は、足の太陽膀胱経です。郄穴は、骨や筋肉の隙間にあり、急性症状の反応点のことです。足の太陽膀胱経の郄穴は金門です。

選択肢1. 第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部

第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部にある経穴は、金門です。なので、これが正解であると考えられます。

選択肢2. 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸

外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸にある経穴は、梁丘です。梁丘は、足の陽明胃経の郄穴です。

選択肢3. 脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸

脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸に取るのは、地機です。地機は足の太陰脾経の郄穴です。

選択肢4. 内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部

内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部にあるのは、水泉です。水泉は、足の少陰腎経の郄穴です。

まとめ

経穴の部位や取り方について、しっかり押さえておきましょう。

参考になった数0

03

内眼角から起こる経脈は、

足の太陽膀胱経です。

郄穴は、骨や筋肉の隙間にあり、

急性症状の反応が出やすく、

治療にも用いられる経穴です。

足の太陽膀胱経の郄穴である、

金門の部位を選びます。

選択肢1. 第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部

第5中足骨粗面の後方、

立方骨下方の陥凹部に取る経穴は、

金門ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸

外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、

膝蓋骨底の上方2寸に取る経穴は、

足の陽明胃経の郄穴である梁丘です。

選択肢3. 脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸

脛骨内側顆下縁と

脛骨内縁が接する陥凹部の下方3寸に取るのは、

足の太陰脾経の郄穴である地機です。

選択肢4. 内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部

内果尖とアキレス腱の間の陥凹部から下方1寸、

踵骨隆起前方の陥凹部に取るのは、

足の少陰腎経の郄穴である水泉です。

まとめ

そのほかの郄穴についても確認しておきましょう。

参考になった数0