問題
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COPD患者で息切れが最も生じやすい動作はどれか。
1 .
書字
2 .
食事
3 .
着替え
4 .
キーボード入力
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問40 )
COPDは、気道を中心に炎症を引き起こす慢性気管支炎と肺胞を中心に炎症を引き起こす肺気腫とを合わせた呼び方です。症状として労作時呼吸苦が出現します。
主に上肢を使う動作となります。
動作による負荷は少ないです。
全身を使います。選択肢の中で最も活動量が高い日常生活動作になるので、これが正解であると考えられます。
主に上肢を使う作業となります。
進行すると安静時の息切れも生じてきます。
COPD(肺気腫)では、肺の機能が低下している為、労作時に息切れが生じます。
症状が進むにつれて安静時でも、酸素吸入が必要になる場合もあります。
この問題の選択肢の中で、運動強度の最も強い動作は、着替えとなります。
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、
肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患のことを指します。
COPDでは、階段を上るなどの日常生活の動作や
軽い運動をした際に息切れを生じやすくなります。
書字は、座位で主に上肢を使用する作業ですので、
息切れを生じる作業ではないと考えられます。
食事は、座位で行う動作であり、
息切れを生じやすい作業ではないと
考えられます。
着替えの際は、全身を動かす動作が必要となり、
選択肢の中で、最も息切れを生じやすいと想定されますので、
これが正解であると考えられます。
キーボード入力は、座位で行う動作であり、
息切れを生じる作業ではないと考えられます。
COPDの症状としては、息切れのほか、
咳や痰などもあげられます。