あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問41
この過去問の解説 (3件)
改訂PGCモラールスケールとは、高齢者を対象としたQOLの評価尺度です。
老人の認知症スクリーニング検査として、改訂長谷川式簡易知能評価スケールやMMSEが広く使われています。
高齢者の主観的幸福感を評価するのが改訂版PCGモラールスケールであるため、これが正解であると考えられます。
抑うつを評価するのにMMPI(ミネソタ多面的人格検査)が行われます。
運動能力の評価法として、関節可動域テストや徒手筋力テスト、ファンクショナルリーチテスト(FRT)、タイムアップゴーテスト(TUG)などがあります。
改訂PGCモラールスケールでは、「老いに対する態度」、「心理的動揺」、「孤独感・不満足感」の3つの尺度から評価します。合計点数が高いほど主観的な幸福感が高いとされます。
モラールスケールとは、Lawtonによって開発されたスケールです。
モラールの意味は、集団における目標達成のために貢献しようとする労働意欲のことで、
一般的なモラル(moral)とは、意味合いが違うので注意しましょう。
因みに、モラール(morale)はフランス語由来、
モラル(moral)は英語由来です。
改訂版PGCモラールスケールは、
「心理的動揺」
「老いに対する態度」
「孤独感・不満足感」
の3つの尺度から評価する
主観的な幸福感のスケールです。
対象者の状態を客観的に評価するために
作成されているスケールがいくつかあります。
このうち、改訂PGCモラールスケールは、
高齢者の主観的幸福感を評価するものです。
認知機能を評価するスケールには、
改訂長谷川式簡易知能評価などがあります。
改訂PGCモラールスケールは、
高齢者の主観的幸福感を評価するものですので、
これが正解であると考えられます。
抑うつ状態を評価するスケールとしては、
簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)などがあります。
運動能力は、スポーツテストなどで評価されます。
改訂PGCモラールスケールでは、
合計点数が高いほど主観的な幸福感が高いと
評価されます。
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