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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問43

問題

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次の文で示す症例で考えられる発症機序はどれか。
「13歳の男子。バスケットボール部に所属。主訴は膝蓋骨下部の自発痛と圧痛。尻上がり現象がみられる。」
   1 .
大腿骨外側顆と腸脛靱帯の間の摩擦
   2 .
繰り返す膝蓋靱帯の過度な牽引
   3 .
ハムストリングの筋力低下
   4 .
膝関節の外反強制
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問43 )
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この過去問の解説 (3件)

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尻上がり現象がみられる場合、大腿直筋の短縮が疑われます。屈伸動作を繰り返すと 膝蓋靭帯に牽引力が働き、ジャンパー膝となります。

選択肢1. 大腿骨外側顆と腸脛靱帯の間の摩擦

これにより生じるのは腸脛靭帯炎であり、別名ランナー膝と言います。

選択肢2. 繰り返す膝蓋靱帯の過度な牽引

これにより生じるのは、膝蓋靭帯炎であり、ジャンパ膝とも呼ばれています。ジャンプを多用する競技に生じやすいです。なので、これが正解であると考えられます。

選択肢3. ハムストリングの筋力低下

ハムストリングの筋力が低下すると大腿前面にある大腿四頭筋にインバランスが生じる可能性がありますが、直接的に大腿直筋が障害されるわけではありません。

選択肢4. 膝関節の外反強制

膝関節の外反強制により生じるのは、内側側副靭帯の障害です。

まとめ

ジャンプ動作によって生じるスポーツ障害・外傷には、ジャンパー膝、アキレス腱炎、アキレス腱の断裂などがあります。スポーツ障害・外傷について学習する際には、競技特有の動作による軟部組織への負荷を考える必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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尻上がり現象とは、

腹臥位(うつ伏せ)での膝関節屈曲により、臀部が浮き上がる現象をいいます。

大腿四頭筋の柔軟性の低下、拘縮などをみるテストで、エリーテストとも呼ばれます。

オスグットシュラッター病や、分裂膝蓋骨、シンディングラルセン病、ジャンパー膝などで陽性となります。

0

症例の男子は、バスケットボール部に所属し、

膝蓋骨下部の自発痛と圧痛を主訴としており、

尻上がり現象もみられていることから、

膝蓋腱炎であることが考えられます。

尻上がり現象は、

腹臥位で、股関節を伸展させたまま

膝関節を屈曲すると、

殿部がもちあがってくる現象です。

選択肢1. 大腿骨外側顆と腸脛靱帯の間の摩擦

大腿骨外側顆と腸脛靱帯の間の摩擦により、

炎症と疼痛を生じるのは、腸脛靭帯炎です。

選択肢2. 繰り返す膝蓋靱帯の過度な牽引

繰り返す膝蓋靱帯の過度な牽引により、

膝蓋骨下部の自発痛と圧痛を生じるのは、

膝蓋腱炎ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. ハムストリングの筋力低下

ハムストリングの筋力低下は、

膝痛や腰痛などの原因になることがあります。

選択肢4. 膝関節の外反強制

膝関節の外反強制は、

膝関節靭帯損傷の原因となります。

外反強制とは、圧迫する力が、

外側から内側に加わる状態をいいます。

まとめ

膝の解剖について、図も用いて振り返っておきましょう。

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