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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問46

問題

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糖尿病患者に対する四診とその内容の組合せで正しいのはどれか。
   1 .
望診 ――― 健康診断の結果をみせてもらった。
   2 .
聞診 ――― 1か月間の食生活の状況を聞いた。
   3 .
問診 ――― 息に甘い香りを感じた。
   4 .
切診 ――― 足背動脈の減弱を認めた。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問46 )
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この過去問の解説 (3件)

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四診とは、望診、聞診、問診、切診からなる4つの診察法の総称です。

望診:術者の視覚を通じて病態を診察する方法

聞診:術者の聴覚・嗅覚を通じて病態を診察する方法

問診:患者との対話を通じて病態を診察する方法

切診:術者の触覚を通じて病態を診察する方法

選択肢1. 望診 ――― 健康診断の結果をみせてもらった。

望診は、患者を視覚的に観察することにより心身の状態を知る診察法です。健康診断の結果から身体の状態を確認するのは問診にあたります。

選択肢2. 聞診 ――― 1か月間の食生活の状況を聞いた。

聞診は、患者から発する音と臭いから心身の状態を知る診察法です。患者から食生活の状態を聞くのは問診にあたります。

選択肢3. 問診 ――― 息に甘い香りを感じた。

問診は、患者との対話によって得られた情報から心身の状態を知る診察法です。患者の口臭から身体の状態を推察するのは聞診にあたります。

選択肢4. 切診 ――― 足背動脈の減弱を認めた。

切診は、直接患者の身体に触れ、術者の触覚や患者が術者に触れられた際の感覚により心身の状態を観る診察法です。なので、これが正解であると考えられます。

まとめ

四診にはそれぞれ別名があり、望診は神技、聞診は聖技、問診は工技、切診は巧技とも表現されます。この組み合わせは国家試験にたまに出題されるので、内容とともにおさえておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
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四診とは、

舌診など、患者を目で見て観察する事によって情報を得る「望診」

声や匂いなど、患者を耳で聞いて、鼻で嗅ぐことにより情報を得る「聞診」

症状の訴えを聞いたり、こちらから質問したりといった、患者との対話によって情報を得る「問診」

脈診や腹診などの触診によって情報を得る「切診」

の事をいいます。

糖尿病における、足背動脈の拍動の減弱は動脈硬化が進んだ場合にみられます。

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糖尿病は、何らかの理由により、

体内のインスリンの作用が不足し、

慢性的に高血糖が続く疾患です。

選択肢1. 望診 ――― 健康診断の結果をみせてもらった。

望診は、動作や歩き方、顔色や表情など、

視覚によって患者の状態を観察して情報を得ることです。

健康診断の結果は、問診の中でとらえます。

選択肢2. 聞診 ――― 1か月間の食生活の状況を聞いた。

聞診は、嗅覚や聴覚により、

患者の情報を得ることです。

1か月間の食生活の状況を聞くことは、

問診にあたると考えられます。

選択肢3. 問診 ――― 息に甘い香りを感じた。

問診は、患者の病状の経過や

症状を聞き取ることです。

息に感じる甘い香りは、

嗅覚を通してとらえますので、

聞診にあたります。

糖尿病の患者の呼気は、

アセトン臭という甘く酸味が混じったような

香りがすることがあります。

選択肢4. 切診 ――― 足背動脈の減弱を認めた。

切診は、直接患者の体に触れることにより

患者の情報を得ることです。

足背動脈の減弱は、

足背動脈に触れることによりわかります。

血糖コントロールが不良な糖尿病の患者では、

動脈硬化の進行が進むため

閉塞性動脈硬化症を起こしやすく、

足背動脈の減弱を認める場合があるため、

これが正解であると考えられます。

まとめ

四診の分類についても振り返っておきましょう。

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