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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第31回(2023年) 午後 問55

問題

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次の文で示す病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「47歳の男性。半年前から心配事が増えて陽萎となった。食欲不振、倦怠感、動悸を伴う。舌質は淡、舌苔は白、脈は沈細弱を認める。」
   1 .
腎陽を補う。
   2 .
瘀血を除く。
   3 .
湿熱を除く。
   4 .
心脾を補う。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問55 )
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この過去問の解説 (3件)

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心配事による陽萎(ED)とは精の不足により生じ、食欲不振は脾の病証、倦怠感は気虚、動悸は血虚でみられます。

舌質淡は気血不足(気虚・血虚)、舌苔が白は寒証、脈が沈細弱は裏証・血虚・気血両虚が疑われます。以上のことから、心脾両虚が疑われます。

選択肢1. 腎陽を補う。

腎陽とは、腎精の一つであり、腎精から化生された原気による推動作用と温煦作用のことです。

選択肢2. 瘀血を除く。

瘀血とは、滞った血のことであり、固定痛や刺痛が特徴的です。血虚により血流量が減少し、血が滞るなどで生じます。

選択肢3. 湿熱を除く。

気滞により、津液を流通させることができなくなると痰湿が生じ、痰湿が体内に貯留すると熱化して湿熱となります。

選択肢4. 心脾を補う。

この症例は心脾両虚が疑われているため、これが正解であると考えられます。

まとめ

脾気虚により血を化生することができないことにより、心血が不足すると心脾両虚となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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「47歳の男性。半年前から心配事が増えて陽萎となった。食欲不振、倦怠感、動悸を伴う。舌質は淡、舌苔は白、脈は沈細弱を認める。」

「陽萎」とは、EDの事で、臓腑の病証としては、肝か、腎か、脾の症状と考えられます。

「食欲不振」は、脾の運化作用の減退とみなせます。

「倦怠感」は、気虚、血虚の症状です。

「動悸」は、血虚の症状です。

舌質痰から、気虚、血虚

舌苔白から、寒証

沈細弱から、裏証、血虚、陽虚

以上を統合して得られる証は、心脾両虚となります。

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症例の男性は、心配事が増え、

食欲不振、倦怠感、動悸を伴う

陽萎となっています。

選択肢1. 腎陽を補う。

腎陽を補うのは、腎陽が不足している場合です。

選択肢2. 瘀血を除く。

瘀血を除くのは、

瘀血による症状がみられている場合です。

選択肢3. 湿熱を除く。

湿熱を除くのは、

湿熱による症状がみられている場合です。

選択肢4. 心脾を補う。

症例の男性は、症状や

舌質は淡、舌苔は白、脈は沈細弱を認めていることから、

心脾両虚証であることが示唆されます。

心脾を補うことは、

治療方針として最も適切であり、

これが正解であると考えられます。

まとめ

陽委はE Dのことで、

心身の疲労や加齢などが原因となります。

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