あん摩マッサージ指圧師 過去問
第31回（2023年）
問158 (午後 問78)

正解です。

反射作用とは、体性内臓反射によって、表在的に表れる、ボアス点などの反応点を施術する時の作用になります。

転調作用とは、施術によって、免疫力を上げたり、アレルギー体質を改善したりする時の作用になります。

誘導作用とは、トリガーポイントや、急性捻挫や打撲のように、疼痛部位から離れた部位を施術する時の作用になります。

関節部に障害があり関節運動が不十分な場合に、その部分の滲出物を細かく砕き、吸収を促進させ、拘縮を起こしている関節周囲の筋、腱、靭帯などの癒着を剥離し短縮した軟部組織を引き延ばすなどの作用をいいます。なので、これが正解であると考えられます。

疾病部位から離れた部位に施術をして反射機転を介して、神経や筋、内臓などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用です。

アレルギー体質など、体質を改善させる作用です。

局所の炎症が著明な時や直接患部に施術が出来ない時に、その部分より心臓に近い部分に施術して患部の病的滲出物や出血などを誘導する作用です。

矯正作用とは、施術により、

身体の何らかの異常を、

正常な状態に戻そうとするはたらきです。

関節拘縮に対して、

正常に戻し、機能回復を図る作用といえますので、

これが正解であると考えられます。

反射作用は、体性・内臓反射などを利用して、

離れた場所に施術することで、

治癒を促すはたらきです。

転調作用は、

施術により体質を改善するはたらきです。

誘導作用は、施術により、循環に影響を与え、

血液・リンパなどの流れをよくすることで、

治癒を促すはたらきです。