あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問16
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あん摩マッサージ指圧師
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この過去問の解説 (3件)
01
頬骨弓は、頬骨の側頭突起と側頭骨の頬骨突起で構成されていて、側頭頬骨縫合により結合されています。
咬筋が起始し、頬骨弓の下に下顎窩、後方に外耳孔があります。
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02
この問題では、顔面の骨の構造に関する知識を問うものです。
人体の骨や筋肉など解剖学は頻出問題です。
骨の名称とその場所や特徴を覚えましょう。
上顎骨は、頬骨弓の構成には関わっていません。
上顎骨は顔面中央部に位置して鼻腔や口腔を構成します。
よって、この選択肢は不正解です。
前頭骨は、頬骨弓には関わりません。
前頭骨は頭蓋骨の前方一部で頬骨弓とは異なる部分を形成します。
したがって、この選択肢は不正解です。
側頭骨は、頬骨弓の一部を構成する骨です。
側頭骨の一部である側頭突起が頬骨と連結して頬骨弓を形成します。
この選択肢が正解です。
蝶形骨は、頭蓋の中心部にある骨で頬骨弓の構成には関わりません。
蝶形骨は頭蓋底の一部を形成します。
この選択肢は不正解です。
頬骨弓を構成するのは、頬骨と側頭骨の側頭突起です。
そのため、この問題の正しい選択肢は側頭骨になります。
骨の名称だけでなく、その位置も覚えておきましょう。
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03
頬骨弓はどこに位置するか覚えていますか?
頬骨弓を構成する骨は2つあり、顔の側面に位置します。まずは位置を把握し、その骨が選択肢の中にあるのか探してみましょう。
不正解です。
上顎骨は”頬”というワードを見ると選択してしまいそうになりますが、引っかからないようにしましょう。上顎骨は鼻を中心に左右に分かれ、顔の前面を構成します。側面にある頬骨弓とは場所が少し違いますね。
不正解です。
前頭骨はその名の通り前頭部にあります。頬ではなく額に位置するので場所がまず違ってきますね。
正解です。
頬骨弓は前半部を頬骨、後半部を側頭骨で構成されます。耳から目の下あたりに触れることのできる骨が頬骨弓となります。
不正解です。
蝶形骨はこめかみあたりに位置する骨で、両側から頭蓋骨の中に向かって蝶のような形を成している骨です。咀嚼筋が付着するこの骨は、顎関節のバランスなどに重要な役割があります。側頭部で触れられる骨ですが、頬骨弓よりやや上にあるので位置関係に注意しましょう。
頭部は1つの骨ではなく、複数の骨が縫合と言う関節のようなものを介して繋がっています。頭痛や咀嚼障害などの施術の場合、頭部に施術する可能性があるので、まずは基本的な解剖学をしっかりと覚えておきましょう。
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