あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問17

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

腓骨に停止するのはどれか。
  • 長内転筋
  • 半腱様筋
  • 半膜様筋
  • 大腿二頭筋

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この過去問の解説 (3件)

01

基礎的な解剖学の問題です。

しっかり暗記し、スムーズに回答できるようにしましょう。

選択肢1. 長内転筋

長内転筋

起始:恥骨結節、恥骨稜の下部

停止:大腿骨粗線内側唇の中央1/3

作用:股関節の内転と屈曲

となり、不正解です。

選択肢2. 半腱様筋

半腱様筋

起始:坐骨結節

停止:鵞足(脛骨粗面の内側)

作用:股関節の伸展、膝関節の屈曲、内旋

となり、不正解です。

選択肢3. 半膜様筋

半膜様筋

起始:坐骨結節

停止:脛骨内側顆後部

作用:股関節の伸展、膝関節の屈曲、内旋

となり、不正解です。

選択肢4. 大腿二頭筋

大腿二頭筋は長頭、短頭に分かれています。

起始:長頭は坐骨結節、短頭は大腿骨粗線外側唇

停止:腓骨頭

作用:股関節の伸展、膝関節の屈曲、外旋

となり、正解です。

まとめ

解剖学は覚えることが多く頭が混乱しがちです。

起始停止を単体で覚えるだけでなく、どのような作用があるか、どうしたらストレッチができるのかなどを併せて覚えておくと、スムーズに暗記ができます。

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02

この問題では、下肢の解剖学的構造、特に腓骨に付着する筋肉についての理解が問われます。

 

国家試験で正答率を上げるためには、筋肉の名称だけでなく、起始と停止位置を正確に覚える必要があります。

選択肢1. 長内転筋

長内転筋(adductor longus)は大腿の内側に位置して大腿骨に停止しています。

 

この筋肉の主な作用は股関節の内転です。

 

この選択肢は不正解です。

 

選択肢2. 半腱様筋

半腱様筋(semitendinosus)は大腿の後部に位置して脛骨に停止しています。

 

この筋肉の主な作用は膝の屈曲と股関節の伸展です。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢3. 半膜様筋

半膜様筋(semimembranosus)は大腿後部の筋肉で脛骨に停止しています。

 

この筋肉の主な作用は膝の屈曲と股関節の伸展です。

 

腓骨に付着していないので不正解です。

選択肢4. 大腿二頭筋

大腿二頭筋(biceps femoris)は、腓骨の頭(腓骨頭)に停止しています。

 

この筋肉の主な作用は膝の屈曲と股関節の伸展です。

 

この選択肢が正解です。

まとめ

腓骨に停止する筋肉は大腿二頭筋です。

 

大腿二頭筋は長頭と短頭の2種類に分岐しています。

 

また、大腿二頭筋は外側ハムストリングスを形成しています。

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03

腓骨に停止する筋肉は、
大腿二頭筋のみです。

 

一方、腓骨に起始する筋肉は、

 

長腓骨筋
短腓骨筋
第三腓骨筋
長母指伸筋
長母指屈筋
ヒラメ筋
後脛骨筋
長趾伸筋

 

と、沢山あります。
 

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