あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問22

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

脳神経で副交感性の神経線維を含むのはどれか。
  • 滑車神経
  • 顔面神経
  • 内耳神経
  • 舌下神経

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この過去問の解説 (3件)

01

脳神経は、

嗅いで、見る、動く、車の、3、外転。
ガン、ナイ、ゼツ、
メイ、フク、ゼツ(下)

と、なんらかの語呂で覚えるのが近道でしょう。

 

それぞれ、

 

1嗅神経(感覚)
2視神経(感覚)
3動眼神経(運動、副交感)
4滑車神経(運動)
5三叉神経(感覚、運動)
6外転神経(運動)
7顔面神経(感覚、運動、副交感)
8内耳神経(感覚)
9舌咽神経(感覚、運動、副交感)
10迷走神経(感覚、運動、副交感)
11副神経(運動)
12舌下神経(運動)

 

となっています。

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02

この問題は、脳神経と副交感性神経線維に関する知識を問うものです。

 

副交感性神経線維を含む脳神経の特定が必要になります。

 

脳神経の機能や分類を理解していることが重要です。

選択肢1. 滑車神経

滑車神経(第4脳神経)は、主に運動神経で眼球の運動を司ります。

 

副交感性神経線維は含まれていません。

 

滑車神経は上斜筋を支配し、眼球を下方・外側に動かす役割を持っています。

 

この選択肢は不正解です。

 

選択肢2. 顔面神経

顔面神経(第7脳神経)は、運動神経と感覚神経の他に、副交感性神経線維も含んでいます。

 

副交感神経線維は、涙腺や唾液腺(顎下腺・舌下腺)を支配しています。

 

これにより涙や唾液の分泌を調整します。

 

この選択肢が正解です。

選択肢3. 内耳神経

内耳神経(第8脳神経)は聴覚と平衡感覚を伝達する感覚神経です。

 

副交感性神経線維は含まれていません。

 

聴覚は蝸牛神経、平衡感覚は前庭神経により伝達されます。

 

この選択肢は不正解です。

 

選択肢4. 舌下神経

舌下神経(第12脳神経)は舌の運動を司る運動神経です。

 

副交感性神経線維は含まれていません。

 

舌下神経は舌筋の運動をコントロールし、言語や飲食の際に重要な役割を果たします。

 

この選択肢は不正解です。

まとめ

この問題では、副交感性神経線維を含む脳神経について問われていました。

 

副交感性神経線維を含む脳神経は少数です。

 

具体的には以下のとおりです。

 

・動眼神経(第3脳神経)

・顔面神経(第7脳神経)

・舌咽神経(第9脳神経)

・迷走神経(第10脳神経)

 

まとめて覚えておきましょう。

 

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03

神経はややこしく、覚えるのも大変です。

スムーズに覚えるために語呂合わせが存在します。覚えるための工夫が大切です。

選択肢1. 滑車神経

滑走神経は末梢神経の一つです。

副交感神経の線維は含んでいません。

選択肢2. 顔面神経

こちらが正解です。

動眼神経、舌咽神経、迷走神経とともに副交感神経線維を含みます

「メイドが服交換」と覚えることもあります。

メ・・・迷走神経

イ・・・舌咽神経

ド・・・動眼神経

が・・・顔面神経

服交換・・・副交感神経

選択肢3. 内耳神経

内耳神経は脳神経ではありますが末梢神経の一部となります。音と平衡感覚をつかさどる神経となります。

選択肢4. 舌下神経

舌下神経は脳神経の一つです。舌の動きをつかさどる神経となります。

まとめ

先生や教科書等で習った語呂合わせや覚え方、自分なりに考えた覚え方などで細かい神経も覚えておきましょう。

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