あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問31

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

風疹による奇形が最も発生しやすい妊娠時期はどれか。
  • 1か月
  • 4か月
  • 7か月
  • 10か月

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この過去問の解説 (3件)

01

先天性風疹症候群には、

先天性心疾患、難聴、白内障
の三大症状があります。

 

発症の確立としては、
妊娠1か月50%
妊娠2か月35%
妊娠3か月18%
妊娠4か月8%
となります。

 

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02

風疹とは風疹ウイルスに感染した際に引き起こされる感染症です。

症状は無症状のこともありますが、だるさや倦怠感、微熱、後頭部や耳の後ろのリンパ節の腫れなどがあります。

選択肢1. 1か月

正解です。

妊娠1か月前で風疹に感染してしまうと、50%の確率で先天性風疹症候群にかかってしまうと言われ、死産や、小頭症、白内障になる危険性があります。

選択肢2. 4か月

妊娠4か月以降からは妊婦が風疹に感染しても胎児に与える影響は0%とされています。

選択肢3. 7か月

7か月以降になると胎児への影響はないと考えてよいでしょう。

選択肢4. 10か月

4か月以降は胎児への影響が出る確率が0%なので心配ないといえます。

まとめ

妊娠初期に風疹に感染してしまうと妊婦の症状だけでなく胎児への影響も考えられます。

施術する者として施術する場所や身の回りを常に清潔にすることはもちろんのこと、妊婦さんへの感染症は特に注意しておきましょう。また妊婦さんの体調も監察し、適切なアドバイスができるようにしておきましょう。

参考になった数1

03

この問題では、風疹ウイルスに感染した場合に胎児に奇形が発生するリスクが最も高い妊娠時期について問われています。

 

風疹は妊娠初期に感染すると、胎児の発育に重大な影響を与えるために重要な知識です。

選択肢1. 1か月

妊娠初期、特に妊娠1か月の時期は、胎児の臓器が形成される時期です。

 

この期間に風疹ウイルスに感染すると、心臓や耳、目などに先天性奇形が発生するリスクが非常に高くなります。
 

この選択肢が正解です。

選択肢2. 4か月

妊娠4か月では、胎児の主要な臓器の形成はほぼ終わっています。

 

そのため、この時期に風疹に感染しても、初期ほどの奇形リスクは高くありません。

 

それでもなおリスクは完全には排除できないため、妊娠中の予防は重要です。


この選択肢は不正解です。

選択肢3. 7か月

妊娠7か月は、すでに胎児の主要な器官が完成して成長の段階に入っています。

 

この時期に風疹ウイルスに感染することで、奇形のリスクは減少します。

 

しかし、感染そのものが胎児に悪影響を与える可能性はあります。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢4. 10か月

妊娠10か月は、すでに胎児の発育がかなり進んでいるため、この時期に感染しても奇形のリスクは極めて低いです。

 

しかし、感染症は胎児に他の健康問題を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

 

この選択肢は不正解です。

まとめ

風疹による胎児の奇形リスクが最も高いのは、妊娠初期の1か月目です。

 

この時期は、胎児の主要な臓器が形成される重要な段階です。

 

風疹ウイルスによる影響が顕著に現れます。

 

妊娠初期の風疹感染を予防することが胎児の健康を守るために非常に重要です。

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