あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問51
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
2型糖尿病で正しいのはどれか。
- 自己免疫が関与する。
- 中年以降の肥満者に多い。
- 心筋炎は三大合併症の一つである。
- インスリン治療が第一選択である。
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この過去問の解説 (3件)
01
糖尿病は、インスリンの作用不足により細胞に糖が正常に取り込めなくなり、慢性の高血糖となる疾患です。成因により1型と2型に分類されます。
2型糖尿病は主に遺伝因子や生活習慣が関与します。自己免疫が関与するのは1型糖尿病です。
2型糖尿病は主に中高年、正常~肥満体型の人に多いです。なので、これが正解であると考えられます。
糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、神経障害です。
2型糖尿病では、食事療法や運動療法を行い生活習慣を改善することがまず第一となります。
1型糖尿病は多尿、口喝、多飲、体重減少などの症状で発見されることが多いのに対し、2型糖尿病は進行が緩徐で初期は無症状なため、早期発見・早期治療が重要になります。
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02
この問題のポイントは、2型糖尿病に関する基本的な知識を確認することです。
・発症原因
・発症リスク
・合併症
・治療方法
このあたりの知識について理解が求められます。
2型糖尿病は主にインスリン抵抗性とインスリン分泌の不足が原因です。
自己免疫反応が関与するのは1型糖尿病です。
したがって、この選択肢は不適切です。
2型糖尿病は中年以降の肥満者に多く見られることが特徴です。
・肥満
・運動不足
・不健康な食生活
・喫煙など
これらの要因が発生リスクとなります。
この選択肢は正解です。
2型糖尿病の三大合併症は以下のとおりです。
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性腎症
・糖尿病性神経障害
心筋炎はこれらの中に含まれません。
この選択肢は不適切です。
2型糖尿病の治療は、生活習慣の改善(食事療法や運動療法)および経口血糖降下薬の使用が第一選択となります。
インスリン治療は、これらの治療法が効果を示さない場合や特定の状況でのみ使用されます。
この選択肢は不適切です。
2型糖尿病は中年以降の肥満者に多く見られる疾患です。
主に偏った生活習慣が大きな発生リスクとなります。
三大合併症は網膜症・腎症・神経障害です。
治療は生活習慣の改善および経口血糖降下薬から始めるのが一般的です。
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03
糖尿病は、
多尿や口渇などの症状から始まり、
徐々に、
血管障害や神経障害が起こり、
さらに、
高血圧や動脈硬化により、脳梗塞や虚血性心疾患が起こります。
三大合併症として、
糖尿病性の神経症と、網膜症と、腎症
を覚えておきましょう。
自己免疫が関与する糖尿病は、Ⅰ型となります。
2型の糖尿病は、生活習慣や遺伝によるものが多く、肥満も原因となります。
三大合併症は、
神経症、網膜症、腎症です。
2型では、先ず食生活の改善指導や運動療法などから始めます。
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