あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問52
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
肺腺癌の特徴で正しいものを2つ選びなさい。
- 喫煙と関連が大きい。
- 女性よりも男性に多い。
- 肺癌の中で最も頻度が高い。
- 肺門部に発生することが多い。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
肺癌の代表的な組織型として、扁平上皮癌、腺癌、大細胞癌、小細胞癌があります。腺癌は腺管への分化あるいは粘液産生が認められる悪性上皮性腫瘍です。
腺癌は喫煙との関連はありますが、女性の非喫煙者の発症も多いです。扁平上皮癌や小細胞癌は喫煙との関連が深いとされています。
肺癌は男性に多いとされていますので、これが正解であると考えられます。
肺癌の中で腺癌が最多ですので、これが正解であると考えられます。
腺癌の好発部位は肺野です。肺門部が好発部位なのは扁平上皮癌、小細胞癌です。
発生部位が肺野の場合、早期は無症状のことが多く胸部X線やCTが有効な検査法となります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
肺腺癌は、肺癌の中で、一番多く全体の45%を占めます。次が扁平上皮癌、小細胞癌と続きます。
末梢で腺腔を形成し、線維化して粘液を産生する癌で、女性に好発し、喫煙とは無関係とされています。
厳密には、関係はありますが、試験的には、無関係と覚えましょう。
これも、肺腺癌は、通常、女性に好発します。
が、
国内では、男性の方が多いということで、
消去法でこれを二個目の正解として選びます。
正解です。
肺癌は、中枢型と末梢型にわけられますが、
肺門部といえば、中枢型です。
肺門部の癌では、扁平上皮癌と小細胞癌があります。
肺腺癌は末梢型です。
個人的に、この問題は、不適切問題と言えると思います。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
この問題のポイントは、肺腺癌の特徴について正確に理解することです。
肺腺癌は、肺癌の一種です。
発症要因や発生部位、罹患率に関する知識が問われています。
肺腺癌は非喫煙者でも発症することが多い癌です。
他の肺癌に比べて喫煙との関連性はそれほど強くありません。
したがって、この選択肢は不適切です。
肺腺癌は他の肺癌に比べて非喫煙者や女性に多く発生するタイプの癌です。
しかし、国内では男性の方が多い疾患です。
この選択肢が正解です。
肺腺癌は肺癌の中で最も頻度が高いタイプです。
特にアジア地域では多く見られます。
この選択肢が正解です。
肺腺癌は通常、肺の周辺部(末梢部)に発生することが多いです。
肺門部(中心部)に発生することが多いのは、扁平上皮癌です。
この選択肢は不適切です。
肺腺癌は肺癌の中で最も頻度が高いタイプです。
・非喫煙者でも多い
・女性に多く見られる
・主に肺の末梢部で発生
このような特徴があります。
非喫煙者でも多く発生する肺癌ということを覚えておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問51)へ
第32回(2024年)問題一覧
次の問題(問53)へ