あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問64 (午前 問64)
問題文
回復期リハビリテーションの内容で正しいのはどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問64(午前 問64) (訂正依頼・報告はこちら)
回復期リハビリテーションの内容で正しいのはどれか。
- 就労定着支援
- 更衣動作訓練
- 地域の体操教室参加
- 障害者スポーツの継続
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この過去問の解説 (3件)
01
リハビリテーションは、時期に応じて予防的リハビリテーション、急性期リハビリテーション、回復期リハビリテーション、維持的リハビリテーションに分類できます。回復期リハビリテーションは、急性期を脱した後に行われる集中的なリハビリテーションで、身体機能、精神機能、心理を含めた包括的なアプローチが行われます。
就労定着支援とは、障害者が職場で継続的に働くことが出来るよう支援する福祉サービスです。
日常生活に必要な動作の訓練ですので、これが正解であると考えられます
疾病の予防、障害者の合併症の予防と健康維持などは予防的リハビリテーションに含まれます。
合併症を予防し健康を維持することは、予防的リハビリテーションや維持期リハビリテーションに該当します。
医師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師など各職種がチームとなってリハビリテーションが行われます。
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02
この問題は、回復期リハビリテーションの内容について理解しているかを問うものです。
回復期リハビリテーションは、急性期治療を終えた患者が自宅や地域での生活を再開するために必要な機能回復を目指す期間のリハビリテーションを指します。
地域包括ケアシステムが浸透しつつある医療において重要なサービスといえます。
就労定着支援は、障害者や高齢者が職場に定着するための支援のことです。
職場での適応や継続的な雇用をサポートすることを目的とされています。
これは回復期リハビリテーションの一部ではなく、就労支援の範囲に入ります。
この選択肢は不正解です。
更衣動作訓練は、日常生活動作に欠かせない衣服の着脱の練習を行うことです。
在宅生活で必要な基本動作の回復が主眼となる回復期リハビリテーションの中心的な内容です。
この選択肢は正解です。
地域の体操教室参加は、地域活動の一環として行われています。
身体機能の改善を目的にしているという点でリハビリテーションの一環としては考えられます。
しかし、回復期リハビリテーションには直接的に含まれません。
この選択肢は不正解です。
障害者スポーツの継続は、リハビリテーションの一環として行われることもあります。
しかし、主に社会参加や健康維持を目的とした活動です。
回復期リハビリテーションの中心的な内容とは異なります。
この選択肢は不正解です。
回復期リハビリテーションの内容として正しいのは更衣動作訓練です。
その他の選択肢は、リハビリテーションや社会参加の一環として行われることはあります。
しかし、いずれも回復期リハビリテーションの中心的な内容ではありません。
回復期リハビリテーションは、患者が自立した日常生活を取り戻すための機能回復を目指す訓練が中心となります。
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03
回復期リハビリテーションは、
脳血管疾患などの急性期を経て
回復期にある者に対し、
身体機能の回復や日常生活動作の再獲得を
目指して実施されます。
就労定着支援は、
障害者が地域で自立した日常生活や
社会生活を営む上で、
就労に伴う生活を支援し、
就労定着を促すサービスです。
更衣動作訓練は、
衣類の着脱を自分で行うことを目的に
行われます。
回復期リハビリテーションの一環として
実施されますので、
これは正しいと考えられます。
地域の体操教室は、
介護予防促進などの目的で実施されており、
予防リハビリテーションのひとつであると
考えられます。
障害者スポーツは、社会参加や
機能回復訓練の一環として行われています。
予防的リハビリテーションや
社会リハビリテーションに含まれると
考えられます。
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