あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問65

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問65 (訂正依頼・報告はこちら)

サルコペニアの診断基準はどれか。

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この過去問の解説 (2件)

01

サルコペニアは、骨格筋量の減少と身体機能低下を主徴とする症候群で、加齢に伴うものと、運動・栄養・疾患などに伴うものとがあります。

選択肢1. 骨格筋量

サルコペニアは骨格筋量の低下に伴い生じるので、これが正解であると考えられます。

選択肢2. BMI

BМIは肥満の診断基準になります。

選択肢3. 骨密度

骨密度は骨粗しょう症の診断基準になります。

選択肢4. 認知機能

認知機能の障害は認知症の診断に用いられます。

まとめ

身体機能低下に対して各々の要因へアプローチを行う重要性が検討されています。

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02

この問題は、サルコペニアの診断基準について理解しているかを問うものです。

 

サルコペニアとは、加齢に伴う骨格筋量の減少筋力低下を特徴とする症候群です。

 

そのため、骨格筋量の減少と筋力低下を定量的に示すことができる項目が正解となります。

 

 

選択肢1. 骨格筋量

サルコペニアの診断基準の一つに骨格筋量の評価が含まれます。

 

筋肉量の減少がサルコペニアの主要な特徴です。

 

この選択肢が正解です。

選択肢2. BMI

BMI(ボディマス指数)は、体重と身長の関係から肥満や痩せの度合いを示す指標です。

 

サルコペニアの診断基準には含まれません。

 

BMIは筋肉量や筋力の評価とは直接関係がないからです。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢3. 骨密度

骨密度は、骨の強度や骨折リスクを評価するための指標です。

 

主に骨粗鬆症の診断に用いられます。

 

サルコペニアの診断には直接関与しません。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢4. 認知機能

認知機能は、認知症や軽度認知障害などの評価に用いられます。

 

筋肉量や筋力の低下とは直接的な関連はありません。

 

この選択肢は不正解です。

まとめ

サルコペニアの診断基準に正しいのは骨格筋量です。

 

サルコペニアは加齢に伴う骨格筋量の減少と筋力低下を特徴とします。

 

そのため、骨格筋量の評価が診断基準として重要です。

 

BMI、骨密度、認知機能はそれぞれ異なる健康指標でサルコペニアの診断には含まれません。

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