あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問86 (午後 問6)

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問86(午後 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

小腸について正しいのはどれか。
  • 第1仙椎に付着する。
  • 食物を受納する。
  • 下脘の位置で大腸と連なる。
  • 津液の通路である。

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この過去問の解説 (3件)

01

小腸の生理作用には受盛、化物、清濁の泌別があります。

選択肢1. 第1仙椎に付着する。

小腸は第1仙椎に付着しますので、これが正解であると考えられます。

選択肢2. 食物を受納する。

食物の受納は胃の生理作用です。

選択肢3. 下脘の位置で大腸と連なる。

回盲部で大腸とつながっています。

選択肢4. 津液の通路である。

津液の通路は三焦です。

まとめ

受盛、化物は、胃によって初期消化された飲食物を受け取り、さらに消化吸収して水穀の精微を作り出す作用です。清濁の泌別は、胃から受け取った飲食物を清と濁に分け、清を吸収して濁を大腸へ送る作用です。
 

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02

小腸では、胃から送り込まれた消化物を

受盛し、清濁を分別しています。

選択肢1. 第1仙椎に付着する。

小腸は、第1仙椎に付着し、

上は臍の上2寸の下脘の高さで

幽門によって胃と境し、

臍の上1寸の水分の高さで

闌門によって大腸につながっている

管状の器官であるといわれていますので、

これは正解であると考えられます。

選択肢2. 食物を受納する。

食物を受納するのは、胃です。

選択肢3. 下脘の位置で大腸と連なる。

小腸は、下脘の位置で

幽門により胃と境しています。

 

小腸は、臍の上1寸の水分の高さで

闌門によって大腸につながっています。

選択肢4. 津液の通路である。

津液の通路は、三焦です。

 

 

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03

この問題は、小腸の解剖学的特徴と生理的な役割についての理解を問うものです。
特に、小腸の位置、構造、機能に関する知識が必要です。
それぞれの選択肢が小腸に関して正しく記述されているか見極めましょう。

選択肢1. 第1仙椎に付着する。

小腸は、第1仙椎に付着します。

上は臍の上2寸の下脘の高さで幽門によって胃と境し、臍の上1寸の水分の高さで闌門によって大腸につながっています。

この選択肢が正解です。

選択肢2. 食物を受納する。

食物を受納する役割はが果たしています。

 

小腸は、胃からの内容物をさらに消化して栄養素を吸収する働きを持っています。

 

したがって、この選択肢は不正解です。

選択肢3. 下脘の位置で大腸と連なる。

小腸は回盲部で大腸と連結しています。

 

下脘は腹部の中央線上に位置しています。

 

小腸の終わりの部分を指していないため、正しいとは言えません。

 

この選択肢は不正解です。

選択肢4. 津液の通路である。

小腸は食物からの栄養吸収において重要な役割を果たします。

しかし、津液の通路は、三焦であるのでこの選択肢は不正解です。

まとめ

この問題は、小腸の解剖学的な位置や機能について正確に理解することが求められています。

小腸の役割とその生理的機能を理解することが、国家試験の合格に向けた重要なポイントとなります。

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