あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問7
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
任脈の流注で正しいのはどれか。
- 中焦から起こる。
- 頭部正中を通る。
- 顔面をめぐって目に入る。
- 上歯齦に至る。
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この過去問の解説 (2件)
01
任脈は、人体の正中線を通る重要な経絡の一つです。
主に身体の前面を走行しています。
経絡の流れについて理解することで国家試験で得点アップが見込めます。
任脈は下焦の腎間で起こって体の正中線を上行します。
中焦から起こるというのは誤りです。
この選択肢は不正解です。
任脈は身体の前面の正中を通って下腹部から胸部・喉を通って頭部に至ります。
頭部の正中を通るのは督脈です。
任脈は正中部を通りません。
この選択肢は不正解です。
任脈は身体の正中を通って上昇して顔面をめぐって目に入ることはありません。
顔面を通るのは督脈です。
この選択肢は不正解です。
任脈は上昇して口を囲んで上唇を通って上歯齦に至ります。
上歯齦に至るのが任脈の特徴です。
この選択肢が正解です。
任脈は、下腹部から始まり胸部を通過します。
その後、上昇して口を囲んで上唇を通過して上歯齦に至ります。
任脈は陰経の海とも言われて全身の陰経(肝、心、脾、肺、腎)のエネルギーを調整します。
生殖機能、月経、妊娠に関連する作用を持つことも覚えておきましょう。
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02
任脈の流注は「胞中に起こり、会陰部に出て、腹部、胸部および前頸部の正中線を上り、喉に至り、下顎の正中から下歯齦に至り、顔面をめぐって目に入る」です。
中焦から起こるのは肺経です。
頭部正中を通るのは督脈です。
任脈の流注に当てはまるので、これが正解であると考えられます。
上歯齦に至るのは督脈です。
各経脈の大まかな流注を頭に入れておきましょう。
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