あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問26

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

側腹部、第11肋骨端下方、臍中央と同じ高さにあるのはどれか。
  • 章門
  • 京門
  • 帯脈
  • 大横

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この過去問の解説 (2件)

01

この部位にあるのは胆経の帯脈です。

選択肢1. 章門

章門の部位は「側腹部、第11肋骨端下縁」です。

選択肢2. 京門

京門の部位は「側腹部、第12肋骨端下縁」です。

選択肢3. 帯脈

帯脈の部位は「側腹部、第11肋骨端下方、臍中央と同じ高さ」です。
なので、これが正解であると考えられます。

選択肢4. 大横

大横の部位は「上腹部、臍中央の外方4寸」です。

まとめ

帯脈は外腹斜筋、内腹斜筋上にあります。

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02

この問題は、経穴(ツボ)の具体的な位置を正確に把握しているかを問うものです。

経穴は、東洋医学における重要な治療点で特定の解剖学的な場所に存在します。

選択肢の中から、側腹部、第11肋骨端下方、臍中央と同じ高さにある経穴を特定する必要があります。

選択肢1. 章門

章門は、側腹部にあって第11肋骨端の下方に位置しています。

また、臍中央と同じ高さにあるため、選択肢の条件に合致します。

肝の募穴としても知られており、腹部の重要な経穴の一つです。
したがって、この選択肢が正解です。

 

選択肢2. 京門

京門は、第12肋骨端の下方に位置しています。

臍の高さではなく、章門よりもやや下方に位置するため、この選択肢は条件に合致しません。
よって不正解です。

 

選択肢3. 帯脈

帯脈は、側腹部の帯脈上に位置し、臍よりも下方にあります。

第11肋骨端下方や臍中央と同じ高さには位置しないため、この選択肢も不正解です。

 

選択肢4. 大横

大横は、腹部の臍の外側に位置する経穴です。

側腹部や第11肋骨端下方には位置しないため、この選択肢も条件に合致しません。
よって不正解です。

まとめ

この問題では、経穴の具体的な位置を正確に把握することが求められました。


側腹部、第11肋骨端下方、臍中央と同じ高さにある経穴は「章門」です。

京門、帯脈、大横はそれぞれ異なる部位に位置しており、正解ではありません。

各経穴の詳細な位置を理解しておくことが重要です。


章門の主な治療効果には以下のようなものがあります。

肝機能の改善: 肝臓の健康を促進し、肝臓関連の不調を改善します。

消化機能の向上: 消化器系の機能を調整し、消化不良や腹部膨満感の改善に役立ちます。

精神的な緊張の緩和: 精神的なストレスや緊張を和らげ、リラックス効果をもたらします。

月経不順の改善: 女性の月経不順や月経痛の緩和に効果があります。

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