あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問27

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

橈骨神経が支配する筋上にある経穴はどれか。
  • 尺沢
  • 曲沢
  • 消濼
  • 臂臑

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この過去問の解説 (2件)

01

橈骨神経支配の筋肉として、上腕三頭筋、肘筋、腕橈骨筋、回外筋、長母指外転筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋
小指伸筋、尺側手根伸筋、短母指伸筋、長母指伸筋、示指伸筋があります。

選択肢1. 尺沢

尺沢は上腕二頭筋、上腕筋上にあります。

選択肢2. 曲沢

曲沢は上腕二頭筋上にあります

選択肢3. 消濼

消濼は上腕三頭筋上にあります。なので、これが正解であると考えられます。

選択肢4. 臂臑

臂臑は三角筋、上腕二頭筋上にあります。

まとめ

おおよその経穴の位置を把握していれば、どこの筋上にあるのか分かります。
神経支配についてもしっかり暗記しておきましょう。
 

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02

この問題は、橈骨神経が支配する筋肉に存在する経穴を識別することを求めています。

橈骨神経は、上肢の後面を支配して特定の経穴と関係しています。

問題はこれらの知識を用いて、該当する経穴を正確に選ぶことが求められます。

選択肢1. 尺沢

尺沢は、肘関節の内側、肺経に位置する経穴です。

橈骨神経とは関係がないため、この選択肢は不正解です。

 

選択肢2. 曲沢

曲沢は、肘の内側、心包経に位置する経穴です。

橈骨神経とは関係がないため、この選択肢も不正解です。

選択肢3. 消濼

消濼は、肘の外側、手の陽明大腸経に位置する経穴です。

橈骨神経とは直接の関係はありません。

この選択肢も不正解です。

選択肢4. 臂臑

臂臑は、上腕の後面、三角筋の下方に位置する経穴です。

この部位は橈骨神経が支配する筋肉に関連しています。

したがって、この選択肢が正解です

まとめ

この問題は、橈骨神経が支配する筋肉に関連する経穴を特定することを求めていました。


正解は「臂臑」であり、これは上腕の後面に位置して橈骨神経と関連しています。

他の選択肢である尺沢、曲沢、消濼はそれぞれ異なる部位に位置して橈骨神経とは関係がありません。
経穴の具体的な位置とその神経支配を理解しておくことが、こうした問題を解く鍵となります。



臂臑の治療効果に以下のものがあります。

肩や上腕の痛みの緩和: 肩や上腕の痛みや凝りに対して効果があります。特に肩関節周囲炎(五十肩)などの治療に用いられます。

腕や手の麻痺の改善: 橈骨神経の支配領域にあるため、腕や手の麻痺やしびれに対して有効です。

肩こりの軽減: 肩こりや肩の緊張を和らげる効果があります。

全身の血行促進: この経穴を刺激することで、血行が促進され、全身の血流改善に寄与します。



臂臑は、特に肩や上腕の不調を改善するために効果的な経穴であり、日常的なケアや治療に広く利用されています。

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