あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問116 (午後 問36)
問題文
前脛骨筋に対して経皮的通電療法を行う場合、通電されていることが確認できる足関節の動きはどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問116(午後 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
前脛骨筋に対して経皮的通電療法を行う場合、通電されていることが確認できる足関節の動きはどれか。
- 底屈かつ外がえし
- 底屈かつ内がえし
- 背屈かつ外がえし
- 背屈かつ内がえし
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この過去問の解説 (3件)
01
前脛骨筋に対して経皮的通電療法を行ったときに足関節がどのような動きをするかを解答する問題です。
通電されると前脛骨筋が収縮します。
そのため、前脛骨筋の作用を解答すれば正解になります。
底屈は足首を下げる動きで、外がえしは足を外側に回す動きです。
底屈かつ外返しに働く筋肉は長腓骨筋、短腓骨筋です。
よってこの選択肢は不正解です。
内がえしは足を内側に回す動きです。
底屈かつ内返しに働く筋肉は後脛骨筋です。
この選択肢も不正解です。
背屈は足首を上げる動きです。
背屈かつ外返しに働くのは第三腓骨筋です、
外がえしの動きは前脛骨筋の作用ではないため、この選択肢は不正解です。
前脛骨筋は、主に足関節の背屈および内がえしに関与します。
したがって、前脛骨筋が通電されている場合、足関節の動きは背屈かつ内がえしになります。
この選択肢が正解です。
正解は「背屈かつ内がえし」であり、前脛骨筋の作用に最も適しています。
背屈+外返し
背屈+内返し
底屈+外返し
底屈+内返し
それぞれの動きに作用する筋肉を正しく覚えておきましょう。
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02
前脛骨筋の作用は、足関節の背屈と内反です。
長・短腓骨筋の作用です。
後脛骨筋の作用です。
長指伸筋の作用です。
前脛骨筋の作用になりますので、これが正解であると考えられます。
伸筋群の主な作用は、足関節の背屈と足指の伸展で、屈筋群の主な作用は足関節の底屈と足指の屈曲です。
また、腓骨筋群の作用は足関節の底屈と外反です。
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03
筋肉は電気信号で動き、通電すると目的とする筋肉の動きが見られます。
電気治療などの施術の際に筋肉の作用を理解しておくと正しく通電できているか反応を目で確認することができます。
そのため、筋肉の作用を理解しておくとスムーズに回答が可能です。
底屈+外返し=長・短腓骨筋 の作用となります。
底屈+内返し=後脛骨筋 の作用となります。
背屈+外返し=第3腓骨筋・長趾伸筋 となります。
背屈+内返し=前脛骨筋 となり、正解です。
筋がどこに付着し、そこを走行しているか覚えておくと
作用がおのずと導き出せます。
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