あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問36

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

前脛骨筋に対して経皮的通電療法を行う場合、通電されていることが確認できる足関節の動きはどれか。

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この過去問の解説 (1件)

01

前脛骨筋に対して経皮的通電療法を行ったときに足関節がどのような動きをするかを解答する問題です。


通電されると前脛骨筋が収縮します。

そのため、前脛骨筋の作用を解答すれば正解になります。

選択肢1. 底屈かつ外がえし

底屈は足首を下げる動きで、外がえしは足を外側に回す動きです。

底屈かつ外返しに働く筋肉は長腓骨筋、短腓骨筋です。


よってこの選択肢は不正解です。

選択肢2. 底屈かつ内がえし

内がえしは足を内側に回す動きです。

底屈かつ内返しに働く筋肉は後脛骨筋です。

この選択肢も不正解です。

選択肢3. 背屈かつ外がえし

背屈は足首を上げる動きです。

背屈かつ外返しに働くのは第三腓骨筋です、

外がえしの動きは前脛骨筋の作用ではないため、この選択肢は不正解です。

 

選択肢4. 背屈かつ内がえし

前脛骨筋は、主に足関節の背屈および内がえしに関与します。

したがって、前脛骨筋が通電されている場合、足関節の動きは背屈かつ内がえしになります。

この選択肢が正解です。

まとめ

正解は「背屈かつ内がえし」であり、前脛骨筋の作用に最も適しています。
 

背屈+外返し

背屈+内返し

底屈+外返し
底屈+内返し

それぞれの動きに作用する筋肉を正しく覚えておきましょう。

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