あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問151 (午後 問71)
問題文
マッサージのみに用いられる揉捏法はどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問151(午後 問71) (訂正依頼・報告はこちら)
マッサージのみに用いられる揉捏法はどれか。
- 把握揉捏法
- 縦行揉捏法
- 錐状揉捏法
- 鋸切状揉捏法
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この過去問の解説 (3件)
01
マッサージの揉捏法は、筋肉を対象にした手技で、手掌揉捏法、把握揉捏法、母指揉捏法、二指揉捏法、四指揉捏法、双手揉捏法があります。
双手揉捏法には、鋸切状揉捏法、きりもみ状揉捏法、縦行揉捏法という3つの方法があります。
筋肉を母指と四指で大きく握り、しぼるように揉み進めていく手技です。あん摩の手技にもみられます。
両手で筋肉を握り、縦方向に揉み進む手技です。
あん摩の手技にはなく、マッサージ特有の手技ですので、これが正解であると考えられます。
両手掌の間に施術部位を挟み揉む手技です。あん摩の手技にもみられます。
両母指と示指で筋線維と直角に施術部位を握り、両手を交互に反対方向に、筋肉をねじるように移動する手技です。
あん摩の手技にもみられます。
マッサージの基本手技には、軽擦法、強擦法、揉捏法、叩打法、振せん法、圧迫法があります。
揉捏法の作用は、筋肉の静脈血の流れを促進し血管を拡張させることや、筋運動機能の強化などです。
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02
この問題は、マッサージ手技の中で、揉捏法(じゅうねつほう)の種類について問うものです。
揉捏法は、指や手掌を使って筋肉を揉み解すことで、血流の促進や筋肉の緊張緩和を図る手技です。
それぞれ選択肢の特徴を理解し、マッサージのみに用いられる手技を見極めることが重要です。
把握揉捏法(はあくじゅうねつほう)とは、主に筋肉を把握してつまむようにして圧迫・揉みほぐす手技です。
マッサージだけでなく、あん摩や指圧でも用いられることがあります。
マッサージのみに限定される手技ではありません。
この選択肢は不正解です。
縦行揉捏法(じゅうこうじゅうねつほう)とは、筋繊維に沿って縦方向に揉みほぐす手技です。
主にマッサージで用いられます。
この手技は、他の施術ではあまり用いられません。
よって、この選択肢が正解です。
錐状揉捏法(すいじょうじゅうねつほう)は、指先を使って筋肉や筋膜の深部に対して螺旋状の圧力をかける手技です。
あん摩や指圧でも用いられます。
この選択肢は不正解です。
鋸切状揉捏法(きょせつじょうじゅうねつほう)は、筋繊維を横方向に移動させるような手技です。
圧迫と緩める操作を交互に行う手法です。
あん摩や指圧などで使用されることがあります。
マッサージのみに用いられるわけではありません。
この選択肢は不正解です。
この問題では、マッサージのみに用いられる揉捏法を選ぶことが求められています。
縦行揉捏法はマッサージ特有の手技で、他の施術では用いられないのが一般的です。
それ以外の選択肢は、あん摩などでも用いられます。
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03
手技には複数の方法があり
正しい知識を入れたうえで施術すると
効率的に効果を出すことができます。
把握揉捏はつまむようにする手技のことを言います。
縦状揉捏は筋肉の繊維にそってまっすぐ指を動かすような手技になります。
錐状揉捏とはこねるように筋肉を動かす手技を言います。
鋸切状揉捏とはのこぎりのように前後に手を動かして行う揉捏法です。
複数の手技を身につけることで
幅広い症状に対応することが可能です。
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