あん摩マッサージ指圧師 過去問
第32回(2024年)
問158 (午後 問78)
問題文
骨格筋に分布する感覚受容器はどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 問158(午後 問78) (訂正依頼・報告はこちら)
骨格筋に分布する感覚受容器はどれか。
- メルケル盤
- ルフィニ終末
- マイスナー小体
- ポリモーダル受容器
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
感覚受容器とは体内の変化や刺激を感知するものです。
体内のいたるところにあり、刺激に対して反応しています。
メルケル盤は皮膚に存在し
感覚の過敏なところ(指先など)に多く存在します。
ルフィニ小体は皮膚に存在し
体毛のない部分や皮下組織のみに存在すると言われています。
マイスナー小体は皮膚に存在する感覚受容器の一つです。
ポリモーダル受容器は多くの刺激に反応する
自由神経終末の一つです。
筋肉や腱、皮膚、皮下組織など幅広く分布します。
受容器は様々な刺激に反応し身体の恒常性を保つために働きます。
この感覚受容器が刺激を正確に覚え、頭や体に記憶することができます。
バランス感覚もその一つで
不安定な(負荷のかかった)状態でトレーニングをすることで
安定した動きを作ることができます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
皮膚感覚に関する触圧受容器として、メルケル盤、ルフィ二終末、マイスナー小体、パチニ小体、毛包受容器が、温度受容器、痛覚受容器には自由神経終末があります。
メルケル盤は皮膚に存在している感覚受容器です。皮膚変位の大きさを感知し、強度検出器の機能をもちます。
ルフィ二終末は、皮膚に存在している感覚受容器です。皮膚変位の速度を感知し、速度検出器の機能をもちます。
マイスナー小体は、皮膚に存在している感覚受容器です。皮膚変位の速度を感知し、速度検出器の機能をもちます。
ポリモーダル受容器は、全ての機械的・温熱的・化学的侵害刺激に反応する受容器です。皮膚、皮下組織、筋肉、靱帯など広く分布しています。
なので、これが正解であると考えられます。
各受容器の種類と特徴を復習しておきましょう。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
感覚受容器は、沢山あり、まだよく解明されていない受容器もあります。
皮膚の受容器には、
触覚のメルケル細胞、マイスネル小体、
圧覚のパチニ小体
温覚のルフィーニ小体
冷覚のクラウゼ小体
痛覚の自由神経終末
があり、
それぞれ、表皮と真皮の間や真皮、皮下脂肪層の深さに存在します。
このうち、自由神経終末は、骨格筋に多く存在し、この自由神経終末、ポリモーダル受容器があります。
ポリモーダル受容器は、骨格筋以外の皮膚にも多く存在します。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問157)へ
第32回(2024年) 問題一覧
次の問題(問159)へ