あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問1 (午前 問1)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問1(午前 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

我が国の2021年度の国民医療費で、構成割合が最も大きい年齢階級はどれか。
  • 0~14歳
  • 15~44歳
  • 45~64歳
  • 65歳以上

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この過去問の解説 (1件)

01

65歳以上 が最も大きいです。

2021年度(令和3年度)の国民医療費は、男性で約59%、女性で約62%を 65歳以上 が占めており、全体でもおよそ6割に達しています。高齢者は慢性疾患や入院治療の機会が多いため、医療費の中心になっています。

選択肢1. 0~14歳

学童期までは大きな病気が少なく、健診や軽い感染症の受診が中心です。

全体の構成割合は約5~6%と最も小さい層です。

選択肢2. 15~44歳

働き盛りでも比較的健康な人が多く、出産・婦人科受診が加わっても1割強にとどまります。

選択肢3. 45~64歳

生活習慣病が増え始めるため医療費が伸びますが、割合は約24%で高齢層には及びません。

選択肢4. 65歳以上

慢性疾患や複数の病気への長期治療が必要になる人が増え、医療機関との関わりも長期化します。

その結果、医療費の 6割前後 を占める最大の年齢階級となっています。

まとめ

2021年度の国民医療費は高齢者医療が大きなウエートを占めました。

高齢化が進む日本では、医療費の多くが 65歳以上 に集中する傾向が今後も続くと見込まれます。

医療保険制度や介護との連携がますます重要になる点を押さえておきましょう。

 

参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/21/dl/data.pdf

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