あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問150 (午後 問70)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問150(午後 問70) (訂正依頼・報告はこちら)

MMTが2から3に改善した場合、開始する運動法で最も適切なのはどれか。
  • 他動運動
  • 自動運動
  • 抵抗運動
  • 漸増抵抗運動

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この過去問の解説 (1件)

01

自動運動を始めるのが適切です。

MMTで 3 になったばかりの筋力は、重力に抗して自力で動かせる段階に入ったものの、まだ外からの負荷には耐えられません。

そこで、まずは自分の体重と重力だけを利用した自動運動で動きを定着させます。

 

選択肢1. 他動運動

筋力 0〜1 の段階で関節拘縮を防ぐ目的に行います。

MMT 3 に達した筋には刺激が不足します。

選択肢2. 自動運動

本人の筋力のみで関節を動かす方法です。

重力を抵抗とした練習ができるようになった MMT 3 に最適で、日常動作への橋渡しになります。

選択肢3. 抵抗運動

外から手やおもりで負荷をかける方法で、通常は筋力が 3+〜4 になり十分に動きをコントロールできてから開始します。

MMT 3 直後では早過ぎます。

選択肢4. 漸増抵抗運動

段階的に強い抵抗を加えて筋力を高めるトレーニングです。

筋が確実に日常抵抗に耐えられる 4 以上を目安に行うため、現時点では適しません。

まとめ

MMT 3 は「重力に抗して自力で可動域を動かせる」レベルです。

この段階では自動運動でフォームを固め、動きを安定させることが最優先となります。

その後、筋力がさらに向上したら抵抗運動や漸増抵抗運動へ進めると安全かつ効果的です。

 

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