あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問149 (午後 問69)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問149(午後 問69) (訂正依頼・報告はこちら)

頭部に対し、各指の指腹で次々に叩打する曲手はどれか。
  • 挫手
  • 雷手
  • 横手
  • 柳手

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この過去問の解説 (1件)

01

柳手に該当します。

柳手は五本の指を軽く曲げ、指腹を使って頭部をパタパタと順番に叩くタッピング法で、柳の枝が風にそよぐようなやわらかな刺激が特徴です。

 

 

選択肢1. 挫手

手背や手根部でやや強めに押し付ける手技を指し、叩打ではありません。

頭部に指腹で軽く打つ操作とは異なります。

選択肢2. 雷手

両こぶしや掌底で力強く打つ方法で、背部など広い筋肉に用います。

音が雷のように響くことから名付けられており、繊細な頭部タッピングには不向きです。

選択肢3. 横手

手刀(手の尺側)を横にして交互に打つ“ハッキング”のような操作です。

主に下肢や背部に行うもので、指腹を順に当てる動きではありません。

選択肢4. 柳手

指を柳の枝のようにしなやかに曲げ、指腹で頭皮を次々に軽快に叩く手技です。

血行を促し、リラックス効果が高いことから頭部への曲手として代表的に用いられます。

まとめ

頭部の叩打法で「各指の指腹を順に当てる」という条件から、軽く柔らかなタッピングを行う柳手が最も適切です。

 

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