あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問152 (午後 問72)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問152(午後 問72) (訂正依頼・報告はこちら)

緩圧法について正しいのはどれか。
  • 押圧に細かい振動を加える。
  • 一点につき3~5秒ずつ押圧する。
  • 強度を2段階、3段階に区切って押圧する。
  • 一定限度まで押圧した後、急に離す。

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この過去問の解説 (1件)

01

正しいのは、強度を2段階、3段階に区切って押圧する です。
緩圧法は一気に深部へ押し込まず、圧の強さをいくつかの段階に分けて “ゆっくり深め、ゆっくり戻す” 手順で行います。

段階的に圧を変えることで組織への刺激が穏やかになり、過度な痛みや防御反射を起こさずに筋・結合組織をゆるめられます。

 

選択肢1. 押圧に細かい振動を加える。

振動を伴うのは振圧法です。

緩圧法の特徴ではありません。

選択肢2. 一点につき3~5秒ずつ押圧する。

一定強度を保って止めるのは持続圧法に相当します。

圧強を段階づける緩圧法とは別の手技です。

選択肢3. 強度を2段階、3段階に区切って押圧する。

緩圧法の典型的なやり方です。

軽圧 → 中圧 → やや強圧と分けて深め、同じように段階的に離圧します。

選択肢4. 一定限度まで押圧した後、急に離す。

圧を急速に抜いて刺激を強めるのは急圧法の説明です。

緩圧法では離圧も穏やかに行います。

まとめ

緩圧法は「圧を急激に変えない」「数段階に分けて深さを調整する」ことが最大の特徴です。

その操作を最も端的に表しているのが 『強度を2段階、3段階に区切って押圧する』 という記述になります。

 

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