美容師の過去問
第29回
美容理論 問44
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問題
第29回 美容師国家試験 美容理論 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネントウェーブ用剤の主成分とはたらきに関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 還元剤 ─── シスチン結合を切断し、毛髪に可塑性を与える。
- 還元剤 ─── 毛髪を膨潤させ、パーマ剤の浸透を促す。
- アルカリ剤 ─ 還元を促進する。
- 酸化剤 ─── 酸素を与えることにより、シスチンの再結合を促す。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 還元剤は、シスチン結合を切断し、毛髪に可塑性を与えます。
2 アルカリ剤は、毛髪を膨潤させ、パーマ剤の浸透を促します。
3 アルカリ剤は、還元を促進します。
4 酸化剤は、酸素を与えることにより、シスチンの再結合を促します。
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02
毛髪を膨潤させパーマ剤の浸透を促すのは、還元剤ではなくアルカリ剤です。
2浴式パーマネントウェーブにおいて、
1剤は、毛髪のシスチン結合を切断させる還元剤と、毛髪が膨潤して薬液が浸透しやすくするアルカリ剤からなります。
2剤は、1剤で切断されたシスチン結合を、再び結合させるはたらきをもつ酸化剤が用いられます。
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03
1,3,4は誤った文章です。
1 シスチン結合を切断し、毛髪に可塑性を与えるのは還元剤です。パーマの1剤に用いられます。
2 毛髪を膨潤させ、パーマ剤の浸透を促すのはアルカリ剤の役割です。還元剤ではありません。パーマの1剤に用いられます。
3 アルカリ剤は、還元を促進します。2の解説の通りです。
4 酸化剤は、酸素を与えることにより、シスチンの再結合を促します。パーマの2剤に使用されます。
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