美容師の過去問
第31回
人体の構造及び機能 問24

正解：３

一酸化炭素はヘモグロビンに対し非常に強い力で結合します。いったんヘモグロビンと結合した一酸化炭素は分離が困難なため、酸素ヘモグロビンが減少し酸素不足を招き生命が脅かされることもあります。

答えは３です。

【一酸化炭素中毒】とは、
血液中の赤血球は、赤血球のヘモグロビンが酸素と結合して、細胞に酸素を運びます。
一酸化炭素は、酸素の約250倍以上ヘモグロビンと結合しやすいため、ヘモグロビンが酸素より一酸化炭素と結合して、細胞に酸素を運ぶことが出来なくなります。
実は、赤血球は、酸素より一酸化炭素の方が好きということです。

よって、３のヘモグロビンと酸素の結合を阻害するのが正しいです。

正解は、3です。

1 一酸化炭素中毒の原因は、呼吸運動が抑制されるためではありません。

2 一酸化炭素中毒の原因は、肺胞から血液への酸素の拡散が悪くなるためではありません。

3 一酸化炭素中毒の原因は、ヘモグロビンと酸素の結合を阻害するためです。

4 一酸化炭素中毒の原因は、組織での酸素の利用を阻害するためでは、ありません。