美容師の過去問
第31回
美容理論 問50

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問題

第31回 美容師国家試験 美容理論 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

和装婚礼の髪型とされているものは、次のうちどれか。
  • 桃割れ
  • 文金高島田
  • 結綿島田
  • 丸髷

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2です。

1 桃割れは、幼女の曲げとして最も有名です。

2 文金高島田は、和装婚礼の髪型です。

3 結錦島田は、17、18歳頃の町娘に結われたものです。

4 丸髷は、主婦や年配の女性に結われたものです。

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02

答えは2です。

1、
桃割れ
桃のようなまん丸の髷から、上下に鹿子がのぞき、真ん中の窪みには鹿の子止めを差します。
江戸末期~昭和初期に流行した、16~17才の未婚の少女の髪型です。
現代では、新人の舞妓さんの髪型です。
よって、違います。

2、
文金高島田
島田髷は、根で束ねた髪を一度後ろへ折り曲げて結び「いち」を作った形が特徴で、文金高島田は特に根の位置が最も高い髪型です。
江戸後期に、武家の若い未婚女性や花柳界の遊女で流行しました。
女性の正装時の髪型として定着し、現代では、白無垢や打掛を着るときの髪型になります。
よって、正しいです。

3、
結綿島田
根を低め入れ、たぼは長めにし、丸みのある髷といちに仕上げて、手絡や鹿の子をかけて若々しく飾ります。
江戸時代後期の未婚の町娘の髪型で、現代では節分時に京都の舞妓さんがします。
よって、違います。

4、
丸髷
根で束ねた髪を後ろから前へ丸めて作る形で、髷を厚く広く丸い髷型が長く保てるように、髷型として和紙を入れて結い上げるようになりました。
江戸後期の既婚の女性の代表的髪型で、現代では時代劇の武家の妻役の女性の髪型です。
よって、違います。

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03

正解:2 正しいものを選ぶので他は誤りです。

1 明治時代になってから少女が結うようになった髪型です。

3 髷の中央を低く結ったつぶし島田の中央を、布で結び束ねた島田髷の一種です。

4 江戸時代初期の勝山髷から起ったもので、明治時代になると主に既婚女性が結うようになった髪型です。

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