美容師の過去問
第32回
美容の物理・化学 問34
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問題
第32回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
天然高分子化合物とその分類に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- ヘモグロビン ─── 単純タンパク質
- コラーゲン ─── 複合タンパク質
- ケラチン ─── 硬タンパク質
- セルロース ─── 可溶性タンパク質
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この過去問の解説 (3件)
01
1:ヘモグロビンー複合タンパク質
2:コラーゲンー単純タンパク質
4:セルロースー不溶性タンパク質
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02
1.ヘモグロビンは、赤血球に含まれている鉄を含む色素とタンパク質からなる複合タンパク質を指します。
2.コラーゲンとは、アミノ酸から成っている単純タンパク質を指します。
4.セルロースは、不溶性食物繊維の1つです。不溶性タンパク質を指します。
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03
【高分子化合物】とは、
分子量が1万以上の化合物を高分子化合物といいます。
高分子化合物は、天然高分子化合物と合成高分子化合物があります。
・単純タンパク質・・・アミノ酸だけでできたタンパク質です。
・複合タンパク質・・・アミノ酸の他に、糖や色素も含んでいるタンパク質です。
1、
単純タンパク質は、ケラチン、コラーゲン、フィブロインなどがあります。
ヘモグロビンは、複合タンパク質です。
よって、組合せは違います。
2、
複合タンパク質はムチン、ヘモグロビンなどがあります。
コラーゲンは、単純タンパク質です。
よって、組合せは違います。
3、
単純タンパク質の一つです。
単純タンパク質は溶解性で7つに分けられます。
その一つが硬タンパク質です。
主に、人の毛や皮膚のものになります。
コラーゲン、エラスチン、ケラチンなどがあります。
よって、組み合わせは正しいので、これが正解です。
4、
可溶性タンパク質は、溶けるタンパク質のことです。
セルロースは炭水化物なので、タンパク質ではありません。
よって、組合せは違います。
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