美容師の過去問
第36回
衛生管理技術 問19
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問題
第36回 美容師国家試験 衛生管理技術 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒液の濃度の表し方に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を3ml含む消毒液の百分率は3%である。
- 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を2ml含む消毒液の百万分率は20,000ppmである。
- 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を1ml含む消毒液の混合比は水99対主剤1である。
- 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を4ml含む消毒液の希釈倍数は40倍である。
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は4です。
消毒液の濃度の表し方には希釈倍数(倍)、百分率(%)、百万分率(ppm)、対比(〇対□)などがあり、求め方は以下の通りです。
・希釈倍数(倍)
消毒液(溶液)÷消毒薬主剤(溶質)=希釈倍数(倍)
・百分率(%)
消毒薬主剤(溶質)÷消毒液(溶液)×100=百分率(%)
・百万分率(ppm)
消毒薬主剤(溶質)÷消毒液(溶液)×1000000=百万分率(ppm)
・対比(〇対□)
消毒液(溶液)-消毒薬主剤(溶質)対 消毒薬主剤(溶質)
1.3(ml)÷100(ml)×100=3(%)
1は正しい説明です。
2.2(ml)÷100(ml)×1000000=20000(ppm)
2も正しい説明です。
3.100(ml)-1(ml)対1(ml)=99対1
3も正しい説明です。
4.100(ml)÷4(ml)=25(倍)
4が誤った説明です。
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02
1 . 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を3ml含む消毒液の百分率は3%ですので正解です。
主剤÷全体量=希釈倍率
3÷100=0.03
百分率に換算するには、100倍します。
0.03×100=3
2 . 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を2ml含む消毒液の百万分率は20,000ppmですので正解です。
2÷100=0.02(これで百分率は2です。)
百分率を百万分率に換算するには、10000倍します。
2×10000=20000
3 . 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を1ml含む消毒液の混合比は、
水:主剤=99:1ですので、正解です。
100-1=99
4 . 消毒液100mlの中に消毒薬の主剤を4ml含む消毒液の希釈倍数は、
25倍ですので間違いです。
全体量÷主剤=希釈倍数
100÷4=25
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03
希釈倍数=消毒液全体(100ml)÷主剤(4ml)
なので、この場合は25倍になります。
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04
消毒液100mlの中に、消毒薬の主剤を4ml含む消毒液の希釈倍数は25倍である。
1000÷40=25の計算式で求められます。
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