美容師の過去問
第36回
皮膚科学 問27
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問題
第36回 美容師国家試験 皮膚科学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 健康な成人の頭毛では、休止期が長く、成長期( 生長期 )が短い。
- 成人の頭毛は、約5,000本である。
- エクリン腺は、手掌と足底に最も多く分布している。
- 爪は、真皮の角質層の変形したもので、その成分はメラニンである。
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この過去問の解説 (4件)
01
また、エクリン腺は人間のほぼ全身の体表面に分布しています。毛包とは独立していて、比較的皮膚表面から浅いところに位置しています。
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1
毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3つを繰り返します。
健康な状態では成長期が長く、休止期が短くなります。
2
成人の髪の毛は、およそ10万本と言われいます。
4
爪は表皮の成分であるケラチンが変化したものです。
メラニンは色素細胞です。
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02
エクリン腺は、手掌と足底に最も多く分布しているので正解です。
1.健康な成人の頭毛では、成長期が長く、休止期が短いです。
2.成人の頭毛は、10万本です。
4.爪は、表皮の角質層の変形したもので、その成分はケラチンです。
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03
正解は3です。
毛髪が成長して抜け落ちまた生える「ヘアサイクル」の期間は、成長期(生長期)がおよそ3~6年、退行期がおよそ2~3週間、休止期はおよそ2~4ヶ月です。
1は誤った説明です。
日本の成人の毛髪の数は、平均で約10万本、少なくても6~7万本、多いと12~13万本と言われています。
2も誤った説明です。
汗腺のうち、サラサラで無味・無臭の汗を分泌するエクリン腺(小汗腺)は体中に分布していますが、手掌と足底に最も多く存在しています。
3が正しい説明です。
爪は、皮膚の表皮にある角質層が硬く変化したもので、主にタンパク質の一種であるケラチンからできています。
4は誤った説明です。
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04
1. 健康な成人の頭毛では、休止期が短く、成長期( 生長期 )が長いです。
2.成人の頭毛は、約10万本といわれています。
4. 爪は、表皮の角質層の変形したものです。その成分はケラチンです。
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