美容師の過去問
第39回
公衆衛生・環境衛生 問8

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問題

第39回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の生活習慣病に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • がんの部位別死因のトップは、男女とも大腸がんである。
  • 心臓病の増加は、食生活の変化とは関係がない。
  • 脳卒中の発病は、高血圧や動脈硬化と深く関わっている。
  • 1型と2型の糖尿病は、どちらも生活習慣と大きく関連している。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は3です。

がんの部位別死因は男性では肺がんが1位で、女性は大腸がんが1位になっています。

※第39回美容師筆記試験実施時2019年も2022年現在も同じ順位

1は誤った説明です。

心臓病(狭心症や心筋梗塞など)が増加している原因はいくつかありますが、動脈硬化につながる食生活の変化もそのひとつです。

2も誤った説明です。

脳卒中(脳出血や脳梗塞など)は、高血圧動脈硬化によって血管が詰まることによって引き起こされます。

3が正しい説明です。

糖尿病には大きく分けると4つあり、1型・2型と他の疾患によるもの、妊娠糖尿病があります。

そのうち約95%を占める2型生活習慣が大きく関わっていますが、1型の原因は生活習慣とは関係なく自己免疫が関与していると言われています。

4は誤った説明です。

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02

正解は、3です。


1.がんの部位別死因男性のトップは肺がん、女性のトップは大腸がんです。
2.心臓病は、食生活が影響すると言われています。
偏った食生活や、暴飲暴食等に注意が必要です。
4.生活習慣と大きく関りがあるのは、2型糖尿病です。
1型糖尿病は遺伝が関係しています。

参考になった数5

03

1 誤っています。
がんの部位別死因トップは、男性が肺がんで、女性が大腸がんです。

2 誤っています。
 心臓病の増加には食生活の変化が大きく関わっています。食生活の欧米化が原因の一つにあるといわれています。

3 正しいです。
 脳卒中を発病を予防するためには生活習慣の改善が大変重要です。生活習慣の改善が高血圧や動脈硬化の予防に繋がるからです。

4 誤っています。
 1型糖尿病は主に自己免疫によっておこる病気です。生活習慣病でもなく、先天性の病気でもありません。遺伝性も低いといわれています。
2型糖尿病は体質や生活習慣が発症に大きく関わっているとされています。

参考になった数1

04

正解:3

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1
死因のトップは男性が「肺がん」、女性が「大腸がん」です。
男女共に増加傾向なのは「膵臓がん」、減少傾向なのな「胃がん」です。
また、女性では「乳がん」が増加しています。


2
心臓病は先天性のものを除くと、不健康な生活習慣・食生活の積み重ねが原因となることが多いです。


4
生活習慣病とされるのは「2型糖尿病」です。
食生活や運動不足、肥満などさまざまな要因が重なり発症します。
また、「1型糖尿病」は自己免疫が関わっていると言われています。



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