美容師の過去問
第39回
皮膚科学 問30

正解：2

トビヒは【細菌】により発症する病気です。
正式な病名は伝染性膿痂疹（でんせんせいのうかしん）と言います。

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1
アレルギー性の接触皮膚炎（カブレ）は特定の物質に直接触れることで引き起こされるので、触れないことは予防になります。

3
ニキビは皮脂の分泌異常も原因の一つとされるため、清潔・保湿を保つことが大事です。

4
青年性篇平疣贅（へんぺいゆうぜい）はウイルスによって引き起こされ、突然赤くなって皮がむけ、かゆみもあります。1～2週間ほどで自然に治ることも多いです。

正解は2です。

アレルギー性の接触皮膚炎（カブレ）を予防する上で重要なのは、カブレの原因となる物質（アレルゲン）を特定し、それに再び触れないようにすることです。

1は正しい説明です。

伝染性膿痂疹（トビヒ）は、ブドウ球菌や溶結性連鎖球菌などに表皮を侵されることで起こります。

2が誤った説明です。

尋常性座瘡（ニキビ）は、脂腺の多い額や顔面に発生しやすいですが、胸（前胸部）や背中（背部中央）に発生することもあります。

3は正しい説明です。

青年性扁平疣贅は、思春期に多くみられる感染症で、俗に「イボ」と呼ばれる疣贅が頭部や顔面、頸部や手背にできる皮診です。

4も正しい説明です。

正解は２です。

１　設問の通りです。
　アレルギー性の接触皮膚炎（カブレ）は、アレルギーの原因であるものや成分に触れることで炎症が起きます。

２　誤っています。
　伝染性膿痂疹（トビヒ）は、ウイルスではなく、皮膚が細菌に感染することで発症します。患部に触れたタオルや衣類を介して他の人にうつることもあるので、共用しないことで予防につながります

３　設問の通りです。
尋常性座瘡（ニキビ）は、アクネ菌の繁殖によって起こります。顔面、前胸部、背中にもできることがあります。

４　設問の通りです。
青年性篇平疣贅（へんぺいゆうぜい）は、ウイルスによって引き起こされます。思春期前後に多く、顔面、手背、胸部にもできます。多くは自然治癒しますが、病院でも治療できます。

正解は、２です。


トビヒは傷口などに細菌が入り込み感染し、発症してしまう病気です。
ウイルスではありません。
赤ちゃんや子供に多くみられる病気です。