美容師の過去問
第40回
衛生管理技術 問18

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問題

第40回 美容師国家試験 衛生管理技術 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

病原微生物の抵抗力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 結核菌は、塩素剤に対して抵抗力が弱い。
  • 破傷風菌は、熱に対して抵抗力が強い。
  • 赤痢菌は、熱に対して抵抗力が弱い。
  • ウイルスは、逆性石けんに対して抵抗力が強い。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は1です。

1. 結核菌は紫外線消毒、煮沸消毒、蒸気消毒、エタノール、両性界面活性剤で消毒することが有効です。

2. 破傷風菌は熱や乾燥に対して抵抗力が強いです。(嫌気性菌なので酸素があると発育できません)

3. 赤痢菌は熱に対して抵抗力が弱いので、飲食物などは加熱することが有効です。

4. ウイルスは紫外線消毒、煮沸消毒、蒸気消毒、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムで消毒することが有効です。

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02

病原微生物の抵抗力に関する問題です。

選択肢1. 結核菌は、塩素剤に対して抵抗力が弱い。

塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)は、結核菌には効果がありません。

紫外線・煮沸・蒸気・エタノール・両性界面活性剤などの消毒方法が有効です。

これが誤った説明です。

選択肢2. 破傷風菌は、熱に対して抵抗力が強い。

破傷風菌は、芽胞を形成するため乾燥などに抵抗力があります。

これは正しい説明です。

選択肢3. 赤痢菌は、熱に対して抵抗力が弱い。

赤痢菌は、に弱いためによる消毒法(煮沸や蒸気)や、飲食物を加熱することが効果的です。

これは正しい説明です。

選択肢4. ウイルスは、逆性石けんに対して抵抗力が強い。

ウイルスの消毒には、蒸気や煮沸、紫外線やエタノール、次亜塩素酸ナトリウムなどが効果的ですが、逆性石けんや両性界面活性剤、グルコン酸クロルヘキシジンは効果がありません。

これは正しい説明です。

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03

正解は、1です。

結核菌は、エタノール消毒もしくは両性界面活性剤で消毒を行いましょう。

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04

1番が正解です。

結核菌は紫外線消毒、煮沸消毒、エタノール消毒、両性界面活性剤、蒸気消毒が有効です。

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