美容師の過去問
(旧)第41回
人体の構造及び機能 問22

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問題

(旧)第41回 美容師国家試験 人体の構造及び機能 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

次の骨組織の部分のうち、造血作用があるものはどれか。
  • 軟骨
  • 緻密質
  • 赤色骨髄
  • 黄色骨髄

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 . 軟骨(なんこつ)
骨の関節面や骨と骨の結合部や耳介にあります。
骨の関節運動を円滑にし、衝撃をやわらげる働きをします。

2 . 緻密質(ちみつしつ)
骨の外郭をつくる周囲の部分で固いです。
血管や神経の通路であるハーヴァス管があり、骨の栄養が保たれています。

3 . 赤色骨髄(せきしょくこつずい)
造血作用をもつ骨髄です。
※乳児の骨髄はすべて赤色骨髄です。

4 . 黄色骨髄(おうしょくこつずい)
造血作用を失った骨髄です。
※加齢とともに黄色骨髄が増えます。

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02

正解は3です。

軟骨は、骨の結合部や関節面にあり関節運動を円滑にしたり、外からの力の衝撃をやわらげたりする働きをしています。

1は該当しません。

緻密質は、骨膜に覆われた骨質の外側の硬い部分で骨の保護支持の働きを持っています。

2も該当しません。

骨髄は、赤血球・白血球・血小板をつくる重要な働きを持っていて、赤色骨髄造血作用を持った骨髄で赤色をしています。

3が該当します。

黄色骨髄は、造血作用を失った骨髄で脂肪組織が充満しているため黄色く見えています。

4は該当しません。

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03

答えは3です。

【骨】は、軟骨と骨に分けられます。

・軟骨は、骨の関節運動をスムーズにしたり、衝撃を和らげたりします。
・骨は、骨膜、緻密質、髄腔、海綿質の4つに分けられます。
髄腔の中に骨髄が入っていて、骨髄は血液の血球成分を作っています。
造血作用を持つ骨髄は赤色骨髄と言います。


1.
軟骨は、骨の関節運動をスムーズにしたり、衝撃を和らげたりする役割があります。
よって、違います。

2.
緻密質は、骨の外郭を作る周囲の部分で、骨格の形成、筋と連動して運動をする機能などがあります。
よって、違います。

3.
赤色骨髄は、血液の血球成分の赤血球、白血球、血小板を作る働きを持っていて、赤い色をしているので赤色骨髄と言います。
よって、正解になります。

4.
黄色骨髄は、造血作用を失い、脂肪で埋まって黄色く見えるので、黄色骨髄と言います。
よって、違います。

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