美容師の過去問
第43回
衛生管理技術 問4
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問題
第43回 美容師国家試験 衛生管理技術 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
両性界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 結核菌に対して殺菌効果がある。
- 多量の有機物があっても殺菌力は変わらない。
- 直射日光によっても殺菌力は変わらない。
- 普通の石けんと併用すると消毒力が低下する。
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は2です。
両面活性剤は、化学的消毒法の一つです。
1 .〇
結核菌に対して殺菌効果があります。
2 .×
汚れや有機物があると、殺菌力は低下します。
3 .〇
直射日光に当たっても殺菌力は変わりません。
4 .〇
普通の石けんと併用すると消毒力が低下します。
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02
答えは2です。
【両性界面活性剤の消毒法】
・0.1%以上の水溶液に10分間以上浸します。
・血液が付着した疑いのある器具の消毒はダメです。
・無色無臭で、直射日光に当たっても変化しません。
・有機物や普通の石けんと混ぜると、消毒力が低下します。
・結核菌に有効です。
・ウイルス、芽胞に効果がないです。
1、
結核菌に効果があります。
よって、正しいです。
2、
多量の有機物があると、消毒力が低下します。
よって、(有機物があっても殺菌力は変わらない)→(有機物があると殺菌力が低下する)の間違いなので、これが正解になります。
3、
直射日光に当たっても、変化しません。
よって、正しいです。
4、
普通の石けんと一緒に使うと、沈殿を起こして、消毒力が低下します。
よって、正しいです。
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03
答えは2です。
両性界面活性剤は、洗浄効果が強いのが特徴です。
そのため、器材の洗浄を兼ねた消毒に適しています。
1. 正しいです。
主として、環境消毒に用いられます。
床やドアノブなど手の触れる所を清拭消毒します。
2. 誤りです。
タンパク質や脂肪分などの有機物の下では効力が低下するため、消毒前に有機物の除去が必要です。
3. 正しいです。
殺菌力は変わりません。
4. 正しいです。
石けん類は殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い流してから使用します。
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04
正解は2です。
両性界面活性剤は同一分子中に陽イオンと陰イオンの両方の親水基がある界面活性剤です。
皮膚への刺激があまり強くないためシャンプーやボディーソープなどの原料として用いられています。
両性界面活性剤0.5%液は結核菌の消毒に有効です。
1は正しい説明です。
タンパク質や脂肪分などの有機物が存在すると殺菌力が低下します。
2が誤った説明です。
両性界面活性剤は直射日光によって殺菌力が低下することはありません。
3は正しい説明です。
両性界面活性剤は普通の石けんと併用すると殺菌・消毒力が低下します。
4も正しい説明です。
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